LESSON 01

東アジアと世界の課題

核兵器と軍縮を被爆国の視点から考えよう

抑止論と人道的影響を比較し、核不拡散・軍縮の仕組みを学びます。

このレッスンの役割

朝鮮半島の核問題や大国間競争を理解するため、核兵器をめぐる国際的な議論を扱います。日本は広島・長崎の被爆経験と、同盟による安全保障の両方を抱えています。

今日の問い

核兵器は戦争を防ぐ力なのか、それとも人類を危険にする存在なのか。

二つの主要な見方

核抑止の見方 人道・軍縮の見方
報復を恐れて攻撃を思いとどまる 使用されれば民間人へ壊滅的被害
大国間の全面戦争を抑えたと考える 誤警報・事故・拡散の危険
同盟国への「核の傘」 被爆者の長期的な健康被害

核拡散防止条約(NPT)は、核兵器国の拡大を防ぎ、原子力の平和利用と軍縮を進める枠組みです。しかし、核兵器保有国と非保有国の不平等、未加盟国、軍縮の遅れが課題です。核兵器禁止条約は核兵器を全面的に禁じる立場を示しますが、核保有国の多くは参加していません。

核問題を考える三つの目標不拡散、軍縮、安全保障の三角形の中央に人間の安全がある。不拡散軍縮安全保障人間の安全

被爆資料は死者数だけでなく、熱線・爆風・放射線、長期的健康被害、家族や地域への影響を伝えます。

よくある誤解

核抑止を支持する人は戦争を望んでいる、軍縮を求める人は安全保障を考えていない、と決めつけないでください。守ろうとする価値と想定する危険を比較します。

自分で確かめよう

NPTの三目的を答え、核抑止と人道・軍縮の主張を一つずつ説明してください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。