LESSON 01

バブル経済とその後

プラザ合意と円高は日本経済をどう変えたのか

1985年のプラザ合意から円高不況対策までを因果で整理します。

このレッスンの役割

バブル経済は、株や土地が急に人気になっただけでは始まりません。まず国際経済の変化と日本の政策を確認します。次の金融緩和がなぜ行われたかを理解する入口です。

今日の問い

円高を進める国際合意が、なぜ日本国内の景気対策につながったのでしょうか。

1985年のプラザ合意

アメリカは貿易赤字に悩み、ドル高を修正したいと考えました。アメリカ・日本・西ドイツ・フランス・イギリスの五か国が協調して為替相場へ対応することを決め、ドル安・円高が急速に進みました。

円高で起きること 日本への影響
1ドルを少ない円で買える 輸入品や海外旅行は安くなりやすい
日本製品のドル価格が上がる 輸出企業は売りにくくなる
海外資産を買いやすい 企業の海外進出が進む

輸出産業への打撃で「円高不況」が心配され、日本銀行は金利を引き下げました。政府も景気を支える政策を行いました。

プラザ合意から金融緩和までの因果1985年プラザ合意、円高、輸出産業への打撃、景気対策と低金利へ進む流れ。プラザ合意1985年円高輸出企業に打撃低金利景気対策

よくある誤解

円高は日本全体に必ず悪い、とは限りません。輸出企業には不利でも、輸入企業や海外旅行には有利です。誰の立場かを確認します。

自分で確かめよう

プラザ合意→円高→輸出への影響→景気対策、の四段階を自分の言葉で説明してください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。