このレッスンの役割
バブル経済は、株や土地が急に人気になっただけでは始まりません。まず国際経済の変化と日本の政策を確認します。次の金融緩和がなぜ行われたかを理解する入口です。
今日の問い
円高を進める国際合意が、なぜ日本国内の景気対策につながったのでしょうか。
1985年のプラザ合意
アメリカは貿易赤字に悩み、ドル高を修正したいと考えました。アメリカ・日本・西ドイツ・フランス・イギリスの五か国が協調して為替相場へ対応することを決め、ドル安・円高が急速に進みました。
| 円高で起きること | 日本への影響 |
|---|---|
| 1ドルを少ない円で買える | 輸入品や海外旅行は安くなりやすい |
| 日本製品のドル価格が上がる | 輸出企業は売りにくくなる |
| 海外資産を買いやすい | 企業の海外進出が進む |
輸出産業への打撃で「円高不況」が心配され、日本銀行は金利を引き下げました。政府も景気を支える政策を行いました。
よくある誤解
円高は日本全体に必ず悪い、とは限りません。輸出企業には不利でも、輸入企業や海外旅行には有利です。誰の立場かを確認します。
自分で確かめよう
プラザ合意→円高→輸出への影響→景気対策、の四段階を自分の言葉で説明してください。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。