LESSON 01

戦後日本と現代世界入試総合

現代社会の立場比較問題を解こう

人口・国際協力・環境・安全保障で、主張と根拠を公平に比較します。

このレッスンの役割

現代問題では、唯一の答えを暗記するより、複数の立場を資料から読み分ける問題が増えます。ここでは主張・根拠・重視する価値・条件を整理し、次の入試総合で公平な比較答案を書けるようにします。

今日の問い

意見が対立するとき、相手を否定せずに違いを正確に説明できるでしょうか。

四列で整理する

項目 立場A 立場B
主張 何をすべきか 何をすべきか
根拠 どの事実・予測か どの事実・予測か
重視する価値 安全、成長、公平など 自由、環境、将来など
弱点・条件 費用、副作用 実現性、別の危険

例:外国人労働者の受入れ

立場Aは働き手不足を根拠に受入れ拡大を求め、産業維持を重視します。ただし権利保障、日本語教育、同一労働同一待遇が条件です。

立場Bは学校・住宅・相談体制の準備不足を根拠に急拡大へ慎重で、地域生活の安定を重視します。ただし必要な制度を整えた段階的受入れを否定しているとは限りません。

対立する立場を比較する共通枠組み立場Aと立場Bが異なる主張と根拠を持ちながら、中央の共通課題を解決しようとしている。立場A主張・根拠重視する価値立場B主張・根拠重視する価値共通する社会課題

頻出テーマの対立軸

テーマ 比較する価値
PKO参加 国際責任/憲法・隊員の安全
核軍縮 抑止/人道的危険
気候政策 削減効果/費用・公平
社会保障 給付充実/負担の持続性
デジタル化 効率/格差・プライバシー

比較答案の型

Aは○○という資料を根拠に△△を重視している。一方Bは□□の危険を根拠に××を重視している。両者は◇◇を目指す点では共通するが、手段と優先順位が異なる。

よくある誤解

自分の意見に近い立場だけ根拠があるように書かないでください。反対側も何を守ろうとしているか読み取ります。

自分で確かめよう

頻出テーマを一つ選び、二立場の主張・根拠・価値・条件を四列で整理します。最後に共通点と相違点を含む三文答案を書いてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。