LESSON 01

電力・電力量・熱量の入試総合

総合問題の誤答を最初にずれた段階から直そう

回路・式・単位・効率・温度差を点検し、最初の誤りと戻る技能を特定します。

総合問題の誤答を最初にずれた段階から直そう

最後の割り算だけ直しても、最初に回路電流を取り違えていれば答えは直りません。総合問題では、正しくなくなった最初の行を見つけ、対応する技能へ戻ります。

このレッスンの役割

「電力・電力量・熱量の入試総合」の第5段階です。前のレッスンで多段階計算を一行ずつ完遂しました。今回は回路、式、単位、効率、温度差の各段階を診断し、最初の誤りと復習先を特定します。次へ、自分で弱点を判定しながら初見問題を解く力を渡します。

知る:答えから逆戻りして最初の×を探す

総合計算の誤答を段階別に診断する回路、電力、時間と単位、効率、水の温度差を順に点検し、最初の誤りから復習する回路部分・全体電力P=VI単位min→s効率掛ける向き水と温度差4.2mΔT後の行が計算上合っていても、最初の誤りから直す

診断は各行の式だけでなく、使った値の対象と単位を確認します。後の計算が前の誤値を正しく使っていても、答案全体は誤りです。

理解する:誤答を技能へ結び付ける

ある答案が「12 V、直列二本なので各電熱線も12 V」「一本P=12 W」「全体P=24 W」と進んだなら、最初のずれは直列の電圧です。電力計算より前の「直列・並列回路の電圧」へ戻ります。

「5分を5秒としてE=Pt」なら単位換算、「効率70%で入力を0.7で割る」なら効率、「最終温度をΔTに使う」なら水の受熱と温度差が復習先です。

例で使い、よくある誤答を直そう

誤答の最初の行 誤りの種類 戻る技能
直列各部へ全電圧 回路 直列回路の電圧
WとJを同じにする 意味・単位 電力と電力量
70%で入力を割る 割合 変換効率
最終温度を掛ける 温度差 水が得た熱量

誤答「最後の計算ミスだけ直す」は、前の意味の誤りを残します。「全部分からない」とまとめず、最初に止まった技能名を書けば復習を小さくできます。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:直列各部へ全電圧を使った答案はどこへ戻りますか?直列回路の電圧の規則へ戻ります。
確認2:5分を5としてJを求めた誤答の種類は?時間の単位換算の誤りです。5分=300秒です。
確認3:効率70%で入力を割った場合、どう直しますか?水が得た熱は入力の70%なので、入力×0.70とします。

総合誤答は最初のずれを回路・式・単位・効率・温度差へ分類します。次は初見問題を解き、止まった技能を自分で診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。