電気料金表から使用量と料金を初見資料で求めよう
料金問題では、器具のWを直接単価へ掛けません。まず使用時間を含めてkWhを求め、資料に示された「1 kWhあたり何円」という単価を掛けます。
このレッスンの役割
「電力量の単位を変換しよう」の最終段階です。J・Wh・kWh、時間換算、複数器具の使用量、換算方向の点検を料金表へ統合します。実在する料金制度は変わり得るため、問題で与えられた単価だけを使います。次の発熱学習へ、電気エネルギーの総量を追う力を渡します。
知る:W→kWh→円の順に進む
単位を見ると、kWh×円/kWhではkWhが消えて円になります。Wのまま円/kWhを掛けると単位が合いません。
理解する:日数と使用台数も時間または個数へ含める
一日2時間を5日なら合計10時間です。同じ器具が3台なら、一台分の電力量を3倍します。使用時間が異なる器具は、それぞれkWhを求めてから合計します。
料金表に基本料金や段階別単価がある場合は、問題文が指定する部分だけを読みます。ここでは単純な従量料金を扱います。
例で使い、よくある誤答を直そう
1200 Wの器具を一日30分、10日使い、単価を25円/kWhとします。1200 W=1.2 kW、30分×10日=5時間なので、使用量は6 kWh、料金は6×25=150円です。
誤答「1200×25=30000円」は、時間とkWh換算を抜かしています。求める順序をW→kWh→円に固定します。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:料金を求める前に何をkWhで求めますか?
器具の電力と使用時間から電力量を求めます。確認2:500 Wを一日2時間、4日使うと何kWhですか?
0.5 kW×8時間=4 kWhです。確認3:その4 kWhを単価28円/kWhで使う料金は?
4×28=112円です。料金資料は、器具のWと時間からkWhを作り、与えられた円/kWhを掛けて読み解きます。次は電気エネルギーが熱へ変わる現象を実験で確かめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。