1000倍・3600倍の向きを取り違える誤りを直そう
単位換算で迷ったら、公式を増やすより「単位のまとまりが大きくなると数値は小さくなる」という原理へ戻ります。換算鎖を書き、最初に向きを誤った場所を直します。
このレッスンの役割
「電力量の単位を変換しよう」の第5段階です。前のレッスンまでの秒・時間、J・Wh、Wh・kWhを使い、典型的な1000倍・3600倍の方向ミスを診断します。次へ、料金表を含む初見資料を正確に読む力を渡します。
知る:小さい単位ほど同じ量の数値は大きい
J→Wh→kWhは、より大きな単位へまとめる方向なので割ります。kWh→Wh→Jは細かく数える方向なので掛けます。
理解する:概算と逆換算で二重に点検する
3600000 Jは大きなJの数なので、kWhへ直した数値は小さくなるはずです。3600000÷3600=1000 Wh、さらに÷1000=1 kWhです。
1 kWhから逆に戻すと、1×1000×3600=3600000 Jとなり、元の値と一致します。
例で使い、よくある誤答を直そう
誤答「7200 J=7200×3600 Wh」は、大きい単位へ行くのに数値を増やしています。7200÷3600=2 Whが正解です。
別の誤答「2 kWh=2÷1000 Wh」も逆です。kWhから細かなWhへ行くため2×1000=2000 Whです。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:JからWhへは掛けますか、割りますか?
3600で割ります。確認2:3 kWhは何Jですか?
3×1000×3600=10800000 Jです。確認3:換算方向を確かめる二つの方法は?
単位が大きくなると数値が小さくなるかを概算し、逆換算で元の値へ戻るか確認します。換算鎖、数値の大小、逆換算を使えば、1000と3600の向きを機械的に点検できます。次は料金表を含む資料から必要な換算を選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。