E・P・tを求める式を意味から選ぼう
電力量・電力・時間の問題は、答えの単位を先に見れば式を選べます。Jなら総量、Wなら一秒あたり、sなら使用時間です。分は秒へ直してから計算します。
このレッスンの役割
「電力量は電力×時間」の第3段階です。前のレッスンのE=Ptを使い、E・P・tの一つを未知量として求めます。今回は秒とJを基準に計算し、WhとkWhは次のセクションへ送ります。次へ、電力が途中で変わるグラフを読む力を渡します。
知る:答えの単位から三つの式を選ぶ
問題文で求める量を丸で囲みます。JならP×t、WならE÷t、sならE÷Pです。数値へ単位を付けたまま整理し、分は60倍して秒へ直します。
理解する:逆算は積み重ねを戻す操作
E=Ptは「一秒分×秒数=全部分」です。P=E÷tは全部分を秒数へ等分し、一秒分を求めます。t=E÷Pは、全部分の中に一秒分が何個あるかを求めます。
この日本語へ戻れば、式の移項を忘れても組み立てられます。
例で使い、よくある誤答を直そう
900 Wの器具が108000 Jを変換する時間は、t=E÷P=108000÷900=120秒、つまり2分です。
誤答「108000÷900=120分」は、計算結果の単位を確認していません。J÷W=J÷(J/s)=sなので120秒です。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:500 Wを3分使う電力量は?
3分=180秒なので、E=500×180=90000 Jです。確認2:24000 Jを60秒で変換する電力は?
P=24000÷60=400 Wです。確認3:30000 Jを600 Wで変換する時間は?
t=30000÷600=50秒です。求める単位と「一秒分・全部分・個数」の意味を使えば、E・P・tを選び分けられます。次は途中で電力が変わる場合を区間ごとに読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。