複数の器具と使用時間から総電力量を求めよう
家庭や実験では、複数の器具を異なる時間だけ使います。器具ごと、または電力が変わらない時間区間ごとにE=Ptを計算し、最後に合計します。
このレッスンの役割
「電力量は電力×時間」の最終段階です。一秒分の積み重ね、E・P・tの計算、グラフの面積、誤答修正を複数器具の初見資料へ統合します。今回はJと秒で総量を求めます。次の「電力量の単位を変換しよう」へ、Wh・kWhへ広げる基礎を渡します。
知る:器具別か時間区間別に分けてから足す
器具Aは400×30=12000 J、Bは600×(30−10)=12000 J、合計24000 Jです。同時に動いている10〜30秒を「重複だから一方を除く」とはしません。各器具がそれぞれ変換した量を足します。
理解する:合計する単位と範囲をそろえる
器具別に計算する方法では、各器具のP×使用時間を足します。時間区間別に計算する方法では、その区間で動く器具の電力を足し、区間の長さを掛けます。どちらでも同じ総量になります。
ただし秒と分を混ぜたまま足せません。すべて秒へそろえ、各計算結果をJにしてから合計します。
例で使い、よくある誤答を直そう
300 Wを20秒、500 Wを1分使うと、300×20+500×60=36000 Jです。
誤答「(300+500)×(20+60)」は、両方の器具が80秒ずつ動いた計算になっています。電力と時間の正しい組を保ち、器具ごとに積を作ります。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:同時に動く二器具の電力量はどう扱いますか?
各器具のE=Ptを求めて足すか、その区間の電力を足してから時間を掛けます。確認2:200 Wを30秒、400 Wを15秒使う総量は?
6000+6000=12000 Jです。確認3:次にJ以外のどんな単位を学びますか?
WhとkWhを学び、秒・分・時間との対応を整理します。器具と時間の組を保ち、E=Ptを個別に計算してから足せば、複雑な使用記録も総電力量へまとめられます。次はJ・Wh・kWhを相互に変換します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。