秒・分・時間を一本の換算線でそろえよう
電力量を正しく求めるには、電力の単位に時間を合わせます。WからJを求めるなら秒、WからWhを求めるなら時間を使います。秒・分・時間の換算を一本の線で整理します。
このレッスンの役割
「電力量の単位を変換しよう」の第2段階です。前のレッスンで電力量の三つの単位を区別しました。今回は時間の単位だけに集中し、1分=60秒、1時間=60分=3600秒を確実に使います。次へ、1 Wh=3600 Jを導く力を渡します。
知る:小さい単位へ行くと数値は大きくなる
時間から秒のように小さい単位へ直すと、同じ長さを細かく数えるため数値は大きくなります。秒から時間のように大きい単位へ直すと数値は小さくなります。
理解する:答えの単位から時間を選ぶ
E=PtでPがW、答えがJなら、W=J/sなのでtを秒へ直します。答えをWhにしたいなら、PがWのときtをhへ直します。
90分は1.5時間であり5400秒です。どちらを使うかは、求める電力量の単位で決めます。
例で使い、よくある誤答を直そう
500 Wを3分使ってJを求めるなら、3分=180秒として500×180=90000 Jです。Whを求めるなら3分=0.05時間として500×0.05=25 Whです。
誤答「3分=3÷60秒」は換算方向が逆です。秒は分より小さいため、同じ時間の数値は大きくなるはずだと概算します。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:2時間は何秒ですか?
2×60×60=7200秒です。確認2:150分は何時間ですか?
150÷60=2.5時間です。確認3:WからJを求めるとき時間を何にそろえますか?
秒へそろえます。時間単位は、答えに使う電力量の単位へ合わせます。次は一時間が3600秒であることから、WhとJを直接結びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。