Q=4.2mΔTで水が得た熱量を求めよう
水が得た熱量は、1 g・1℃あたり4.2 Jに、水の質量m gと温度上昇ΔT ℃を掛けて求めます。単位をそろえ、最終温度ではなく温度差を使います。
このレッスンの役割
「水が得た熱量を考える」の第4段階です。前のレッスンで4.2の意味を理解しました。今回はQ=4.2mΔTでQ・m・ΔTを求め、単位と概算で確かめます。次へ、電熱線の入力Ptとの違いを直す力を渡します。
知る:三つの因子と単位を表へ置く
水の質量はgへそろえます。1 kg=1000 gです。ΔTは最終温度−初期温度です。これらを式へ入れ、答えにJを付けます。
理解する:未知量は総量を残りの因子で分ける
Qを求めるなら三つを掛けます。mならQ÷(4.2ΔT)、ΔTならQ÷(4.2m)です。「全部の熱を1 g・1℃分で何区画に分けるか」と考えます。
元の式へ代入してQが戻るかを検算します。
例で使い、よくある誤答を直そう
水200 gを5℃上げると、Q=4.2×200×5=4200 Jです。8400 Jで200 gの水を温めるなら、ΔT=8400÷(4.2×200)=10℃です。
誤答「水0.2 kgをそのままm=0.2へ入れる」は、4.2のg基準と合いません。0.2 kg=200 gへ直します。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:水100 gを3℃上げるQは?
4.2×100×3=1260 Jです。確認2:水500 gが2100 Jを得たときΔTは?
2100÷(4.2×500)=1℃です。確認3:1.5 kgの水は何gですか?
1500 gです。Q=4.2mΔTを単位と区画の意味から使えるようになりました。次はこの水の受熱量と電熱線の入力Ptを区別します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。