LESSON 01

日本の季節と気象災害入試総合

初見の地域・季節・災害資料を統合して答案を完成させよう

初見資料から状況・仕組み・数量・判断・限界を統合し、根拠ある答案を完成させます。

初見の地域・季節・災害資料を統合して答案を完成させよう

コースの最終レッスンです。未知の地域名や見慣れない図が出ても、資料の読み取り、因果、計算、防災判断を同じ手順で統合します。目的は用語の数ではなく、根拠がつながる答案です。

まず知る:総合答案を完成させる目標

段階 すること 自問すること
1 状況 場所・時刻・季節を特定 何が直接読めるか
2 仕組み 空気・水の動きを説明 原因と結果がつながるか
3 数量 必要な値を計算 単位と概算は正しいか
4 判断 予測・安全行動を選ぶ いつまでに何をするか
5 限界 条件と不足資料を書く どこまで言えるか

理解する:具体例で五段階を統合する

例として、山地西側で強雨、上流雨量増加、下流水位上昇、警戒レベル4が示されたとします。湿った風が山地で上昇して強雨となり、流域の水が時間差で下流へ集まると説明できます。危険な場所ではレベル4までに避難を完了する判断へつなぎます。

初見問題を解く五段階状況、仕組み、数量、判断、限界を円環状につなぐ答案状況仕組み数量判断限界

使う:間違いを直し答案を確かめる

「大雨なので避難する」だけでは、仕組みと場所の条件が薄い答案です。「上流の積算雨量と下流水位が上昇し、洪水キキクルも危険側へ変化しているため、低地の住民は移動が危険になる前に避難する」と資料を結びます。

理解チェック1:用語を多く書けば高得点?用語が資料の根拠と因果で結ばれていることが重要です。
理解チェック2:計算値だけで判断できる?基準値、変化の速さ、地形、情報の時刻などと合わせて判断します。

転用する:まとめをどの初見問題にも使う

最後に、①設問へ答えている、②資料の値を引用した、③原因から結果の順、④単位がある、⑤断定し過ぎていない、を30秒で点検します。新しい資料でも、既習知識のどれを使うか選べれば転用できます。

理解チェック3:資料不足のときの科学的な答えは?断定せず、「判断には○○の時系列データが必要」と不足情報を具体的に示します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。