LESSON 01

大雪・雷・竜巻・猛暑

発達した積乱雲と回転する上昇流から竜巻の危険を判断しよう

発達した積乱雲と回転する上昇流、空の急変を結び、竜巻時の安全な屋内位置を判断します。

発達した積乱雲と回転する上昇流から竜巻の危険を判断しよう

まず知る:このレッスンの役割と竜巻の急変

このレッスンは6レッスンの4番目です。雷と同じく発達した積乱雲に伴う竜巻を扱います。竜巻は、強い上昇流をもつ積乱雲の下で激しく回転する空気の渦が地面付近まで達する現象です。狭い範囲でも短時間に大きな被害を生みます。

手がかり 読み取ること 行動
真っ黒な雲、雷、ひょう 積乱雲が急発達している可能性 屋内へ移る
急な冷たい風、飛散物 強い下降流や渦が近い可能性 窓から離れる
竜巻注意情報・ナウキャスト 発生しやすい状況や危険度 頑丈な建物の低い階・中央へ

理解する:例題で屋外から安全な位置へ移る

積乱雲の下の竜巻と建物内の安全な位置左に積乱雲から地面へ伸びる回転する漏斗状の渦、右に窓から離れた建物低層の中央部へ移る人を示す。窓から離れた低い階の中央

屋外で急に空が暗くなり、雷鳴、ひょう、激しい風があれば、漏斗状の雲を探してから動くのでは遅いことがあります。近くの頑丈な建物へ入り、窓から離れた低い階の中央部で頭を守ります。物置やプレハブは飛ばされる危険があります。

使う:練習で窓を開けるという誤答を直す

「気圧差をなくすため窓を開ける」は誤りです。窓へ近づくことで飛来物や割れたガラスの危険が増えます。窓と外壁から離れ、机などの下で頭と首を守ります。竜巻の進路を見に外へ出てはいけません。

転用する:まとめと猛暑のゆっくり高まる危険へつなぐ

竜巻は発達した積乱雲と強い回転・上昇流に関係し、前兆から行動までの時間が短い災害です。確認より先に安全な屋内位置へ移ります。次は急変型とは異なり、気温・湿度・日射・風で体に熱がたまる猛暑を扱います。

確認1:漏斗状の雲が見えるまで避難を待ってよいですか。いけません。空の急変や情報を得た段階で、頑丈な建物内へ移ります。
確認2:建物内のどこが比較的安全ですか。窓や外壁から離れた低い階の中央部です。
確認3:窓を開けると安全になりますか。なりません。窓へ近づかず、飛来物とガラスから身を守ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。