LESSON 01

日本に影響する四つの気団

季節ごとの勢力変化と前線の位置を説明しよう

冬・春秋・梅雨・夏に強まる気団と境界の移動を、勢力関係から説明します。

季節ごとの勢力変化と前線の位置を説明しよう

まず知る:このレッスンの役割と勢力の変化

このレッスンは6レッスンの3番目です。四気団の性質を、季節の天気へつなぎます。気団は一年中同じ大きさではなく、発源地域の気圧配置に応じて拡大・縮小します。

季節 影響が目立つ気団 日本付近の特徴
シベリア 北西季節風
春・秋 揚子江 移動性高気圧
梅雨 オホーツク海・小笠原 境界に停滞前線
小笠原 高温多湿

理解する:例題で二気団の境界を見る

梅雨期に二気団が向かい合う配置北東の冷湿なオホーツク海気団と南の暖湿な小笠原気団が日本付近で向かい合い、その境界に梅雨前線ができる。日本オホーツク海気団冷湿小笠原気団暖湿梅雨前線

冷湿と暖湿という性質の違う気団が向かい合い、どちらもすぐには押し切れないと境界が停滞します。前線の位置は毎年同じではなく、両気団の勢力差で南北に動きます。

使う:練習で一季節一気団の誤答を直す

「梅雨はオホーツク海気団の季節」だけでは不十分です。梅雨前線はオホーツク海気団と小笠原気団の境界です。二つの性質と勢力関係まで説明します。

転用する:まとめと次へつなぐ季節推論

夏に小笠原気団が弱ければ、梅雨前線が北上しにくく長雨が続く可能性があります。勢力変化から条件変更後を考えられます。次は観測データから影響する気団を特定します。

確認1:梅雨前線を作る二気団は何ですか。北側のオホーツク海気団と南側の小笠原気団です。
確認2:前線位置が毎年同じでないのはなぜですか。二気団の勢力が日や年によって変わり、境界位置も動くためです。
確認3:冬に日本へ強く影響する気団は何ですか。寒冷・乾燥したシベリア気団です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。