設問と資料から季節・現象・求める答えを特定しよう
入試総合の最初の役割は、知識を急いで出す前に「何を答える問題か」を決めることです。このコースで学んだ気団、前線、台風、災害、気候のどれを使うかは、設問の動詞と資料から選びます。
まず知る:設問を分類する目標
| 動詞 | 求められる仕事 | 答えの形 |
|---|---|---|
| 答えよ・選べ | 名称や値の特定 | 短い語句・数値 |
| 説明せよ | 原因と結果を接続 | 「〜ため、…」 |
| 予想せよ | 変化の向きと根拠 | 「〜ので、…になる」 |
| 判断せよ | 条件を比較して選択 | 選択+資料の根拠 |
理解する:具体例で季節の証拠を束ねる
「日本付近は西高東低、北西風、日本海側に帯状の雲」が同時に示されたら冬と判断できます。一つの語だけでなく、気圧配置・風向・雲の位置が同じ説明へつながることが根拠です。
使う:間違いを避けて根拠を確かめる
手順は①設問に下線、②場所・時刻・単位に印、③資料から直接読める事実を二つ、④使う因果を一つ、⑤指定語数に合わせる、です。梅雨を「雨だから」と決めるのは不十分で、停滞前線の位置や気団も確認します。
理解チェック1:理由を問われたのに「冬だから」は十分?
不十分です。季節風や山地など、現象を生む仕組みまで書きます。理解チェック2:最初に全部の資料を細かく読む?
先に設問を読み、必要な資料と値を絞ると見落としが減ります。転用する:まとめを次の総合説明へつなぐ
初見問題でも「動詞→根拠→仕組み→答案」の順は変わりません。季節を断定できないときは、「北西風と日本海側の雲から冬型と考えられる」のように、結論の強さを根拠に合わせます。
理解チェック3:「台風の予報円を説明せよ」で必要なのは?
円内に台風の中心が入ると予想される範囲であり、台風の大きさではないことを説明します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。