LESSON 01

春・秋の移動性高気圧

初見の連続資料から春・秋の天気変化を予想しよう

連続天気図と地点データを統合し、根拠・時間範囲・不確実性を示して春・秋の天気を予想します。

初見の連続資料から春・秋の天気変化を予想しよう

まず知る:このレッスンの役割と予想の範囲

このレッスンは6レッスンの6番目です。セクションの知識を初見の連続天気図と地点データへ統合します。目標は、現在の天気を言うだけでなく、東進する気圧系を追い、根拠・予想する時間・不確実性を示すことです。

手順 行動 答案に書くこと
1 設問の地点と時刻を確認 いつ・どこの予想か
2 西側の次の気圧系を追う 接近方向と速さ
3 地点データと照合 気圧・雲量・降水の変化
4 条件付きで結論 可能性と追加資料

理解する:例題で資料から24時間先を考える

連続天気図から24時間先を予想する現在日本上空に高気圧、西方に前線を伴う低気圧があり、東進矢印から翌日の曇りや雨を予想する。日本東進前線を伴う現在:晴れ翌日:高気圧は東へ西から雲・雨の可能性

例題では、現在は高気圧に覆われ晴れ、西方の低気圧が過去24時間に500 km東進しています。同じ傾向なら翌日は低気圧が接近し、気圧低下・雲量増加の観測もあるため、天気は下り坂で雨の可能性が高いと予想します。ただし速度は変わるため、正確な開始時刻には新しい予想図が必要です。

使う:練習で長期断定の誤答を直す

一枚の天気図から数日先を断定してはいけません。連続図から速度を見積もっても、気圧系は発達・衰弱します。「24時間程度」「現在の移動傾向が続けば」と条件を示します。地点の予想を全国へ広げず、対象地域も明記します。

転用する:まとめと停滞前線へつなぐ

春・秋は、偏西風のもとで高低気圧が東進し、下降・上昇の気流に応じて晴雨が周期変化します。初見問題では連続図と地点データを統合します。次の梅雨では、前線が同じ地域に長くとどまるため、今回の「移動する配置」と比較すると長雨の理由が見えます。

確認1:天気予想の最初に決めることは何ですか。対象地点と、何時間先を予想するかです。
確認2:西の低気圧接近を支える地点データは何ですか。気圧の低下、雲量の増加、降水の開始などです。
確認3:予想に条件を付けるのはなぜですか。気圧系の速度や発達は変化し、一枚または短期間の資料だけでは未来を確定できないからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。