LESSON 01

日本に影響する四つの気団

気温・湿度・風向データから影響する気団を特定しよう

気温・湿度・風向・気圧配置を組み合わせ、観測地点へ影響する気団を特定します。

気温・湿度・風向データから影響する気団を特定しよう

まず知る:このレッスンの役割と証拠の組合せ

このレッスンは6レッスンの4番目です。前回の季節ごとの勢力変化を、観測データから確かめます。気温一つで決めず、気温・湿度・風向・気圧配置を組み合わせます。

証拠 判断できること 注意点
気温 寒冷・温暖の候補 日変化もある
湿度 乾燥・湿潤の候補 気温にも左右される
風向 空気が来た方位 地形で曲がる
天気図 高気圧・気団の勢力 観測時刻をそろえる

理解する:例題で候補を絞る

三つの観測証拠から気団を特定する図低温、湿った空気、北東風という証拠を重ね、北東の冷たい海を発源地とするオホーツク海気団へ絞る。気温が低い湿っている北東風オホーツク海気団冷湿・日本の北東

6月、北東風が続き、平年より低温で湿った空気なら、オホーツク海気団の影響が候補です。天気図で北東側の高気圧が張り出していれば、複数証拠が一致します。

使う:練習で一値だけの誤答を直す

「気温25℃だから小笠原気団」とは断定できません。季節・時刻・湿度・風向が不足しています。南寄りの風、高湿度、南の高気圧の張り出しがそろえば判断が強まります。

転用する:まとめと次へつなぐ不完全データ

欠測があれば無理に一つへ決めず、候補と追加で必要な資料を答えます。次は、名称と性質を取り違える誤答を発源地へ戻して直します。

確認1:気団特定に使う四つの証拠は何ですか。気温、湿度、風向、天気図上の気圧配置です。
確認2:低温・高湿度・北東風から何が候補ですか。冷湿で北東の海を発源地とするオホーツク海気団です。
確認3:気温だけで特定できないのはなぜですか。気温は時刻や天候でも変わり、乾湿や発源方向を示さないためです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。