LESSON 01

洪水・浸水・土砂災害

ハザードマップの浸水深・区域・避難経路を正しく読もう

対象災害・凡例・想定条件・避難先・経路を読み、色の外も含む不確実さを踏まえて計画します。

ハザードマップの浸水深・区域・避難経路を正しく読もう

まず知る:このレッスンの役割と地図の想定条件

このレッスンは6レッスンの5番目です。洪水・内水・土砂の仕組みを、事前の避難計画へ変えます。ハザードマップは、一定の想定条件で危険になり得る区域や深さを示す地図です。色の意味、対象災害、作成年、想定条件を最初に読みます。

地図要素 確認すること 行動への使い方
浸水想定区域・深さ 対象河川、色の凡例、想定規模 建物の階や避難先を検討
土砂災害警戒区域 急斜面・谷との位置関係 区域外へ早めに移る
避難先 災害ごとに利用できるか 開設状況も確認する
避難経路 川、斜面、地下道、低地を通るか 複数案を準備する

理解する:例題で最短経路と安全経路を比べる

浸水区域を通る最短経路と高い土地を通る安全経路自宅から避難所へ向かう二経路のうち、短い赤経路は川沿いの深い浸水区域を通り、緑経路は遠回りだが高い土地を通る。自宅避難所最短・浸水区域遠回り・高い土地

避難所まで最短の赤経路は、川沿いの深い浸水想定区域を通ります。緑経路は遠回りでも高い土地を通ります。距離だけでなく、災害の種類と途中の危険を比べます。避難所自体が対象災害で利用できるかも確認します。

使う:練習で色のない場所は絶対安全という間違いを直す

想定を超える雨、地図作成後の地形・土地利用の変化、小さな水路などにより、色のない場所でも危険が生じる場合があります。地図は不確実だから無意味なのではなく、事前に弱点と避難案を考える基礎です。最新の警報・危険度・避難情報と組み合わせます。

転用する:まとめと実際の避難判断へつなぐ

ハザードマップは対象災害、凡例、想定条件、避難先、経路を一組で読みます。最短より安全を優先し、複数経路を持ちます。次は雨量・水位・地形・地図・避難情報を初見資料で統合し、いつどこへ動くかを判断します。

確認1:ハザードマップで最初に確認するものは何ですか。対象災害、色の凡例、想定条件、作成時期です。
確認2:避難経路は最短なら安全ですか。限りません。川、斜面、地下道、浸水区域を通らないか確認します。
確認3:色のない場所は絶対安全ですか。いいえ。想定外や局地条件もあるため、最新情報と現地条件を組み合わせます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。