LESSON 01

動脈・静脈・毛細血管

酸素量で動静脈を決める・細いほど速いを直そう

「動脈・静脈・毛細血管」第5段階。酸素量による分類と細いほど速いという混同を直します。

酸素量で動静脈を決める・細いほど速いを直そう

このレッスンの役割

このレッスンは「動脈・静脈・毛細血管」6レッスンの5番目です。流れ・断面・交換・データの知識を使い、見た目や一語暗記による誤答を修正します。

知る・理解する

血管についての三つの誤答修正酸素が多い血管を動脈とする、細いほど速い、静脈は圧力ゼロという誤りを、流向、合計断面積、低圧でも続く流れへ直す。何を比較する基準かを分ける誤:O₂多い=動脈修正:心臓から出る=動脈肺静脈はO₂が多い静脈誤:細いほど速い修正:毛細血管は多数合計断面積が大きく遅い誤:静脈は圧力ゼロ修正:圧力は低いが心臓への流れは続く

肺動脈と肺静脈は、酸素量だけで分類すると逆にしてしまいます。名称は心臓を基準にします。流速は一本の太さだけではなく、同じ区間にある血管すべての合計断面積で考えます。

具体例で使う

誤答:「肺静脈には酸素が多いので動脈である。」

修正文:「肺静脈には酸素の多い血液が流れるが、肺から心臓へ戻るため静脈である。」

誤答:「毛細血管は最も細いから血液が最も速い。」

修正文:「毛細血管は多数に枝分かれし、合計断面積が大きいため、血液は比較的ゆっくり流れて物質交換しやすい。」

誤答を直して次の学びへつなげる

血管問題では、①心臓からの向き、②壁と弁、③多数を合わせた断面積、④前後の物質量、の順で確認します。一つの特徴だけで決めません。

次は、未知の断面図・圧力表・酸素量を統合して三種類を特定します。

自分で確かめよう

確認1:酸素の多い静脈を答えよう肺静脈です。
確認2:毛細血管で流れが遅い理由は?多数に枝分かれし、合計断面積が大きいからです。
確認3:静脈の流れを助ける構造は?逆流を防ぐ弁です。周囲の筋肉の動きなども戻りを助けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。