未知の血管資料を向き・断面・交換から解こう
このレッスンの役割
このレッスンは「動脈・静脈・毛細血管」6レッスンの最終です。流れの向き、断面構造、圧力・流速、物質量の変化を組み合わせ、未知の血管X・Y・Zを特定します。
知る・理解する
未知資料は次の順で読みます。
- 矢印が心臓から出るか戻るかを見る。
- 壁の厚さ、内腔、弁を見る。
- 圧力と流速の値を比べる。
- 前後で酸素・養分・不要物が変わる区間を探す。
- 複数の証拠が同じ血管を示すか確認する。
具体例で使う
Xは心臓から出て壁が厚く圧力が高いので動脈、Yは壁が一層で流速が最も遅く酸素量が減るので毛細血管、Zは心臓へ戻り弁があるので静脈と判断します。
Yの前後で酸素が減ったからといって、毛細血管が酸素を消費したとは限りません。周囲の細胞へ酸素が移動したという説明が、毛細血管の薄い壁と細胞の呼吸に一致します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「壁が厚いから必ず動脈」だけでは、特殊な図や縮尺で迷うことがあります。流れの向きと圧力も加えます。資料の測定点が少なければ、示された区間を超えて細かな最大・最小を断定しません。
次の「体循環と肺循環」では、三種類の血管を心臓・肺・全身の二つの輪に配置し、酸素量の変化を一周させます。
自分で確かめよう
確認1:心臓から出て壁が厚く高圧のXは?
動脈です。確認2:薄い壁で前後の物質量が大きく変わるYは?
毛細血管です。確認3:心臓へ戻り弁をもつZは?
静脈です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。