感覚神経・中枢神経・運動神経の役割を分けよう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの3番目です。前回、感覚器官が刺激を信号へ変えることを学びました。今回は信号の向きを手がかりに、感覚神経・中枢神経・運動神経を見分けます。
知る・理解する
感覚神経は、感覚器官から脳や脊髄へ信号を伝えます。運動神経は、脳や脊髄から筋肉へ信号を伝えます。脳と脊髄を合わせて中枢神経、それ以外の全身に広がる神経を末しょう神経といいます。感覚神経と運動神経は末しょう神経に含まれます。
神経名は信号の中身より向きで見分けると安定します。「中枢へ入る」が感覚神経、「中枢から出る」が運動神経です。
具体例で使う
図で、皮膚から脊髄へ向かう神経Aと、脊髄から腕の筋肉へ向かう神経Bがあるとします。Aは中枢へ入るので感覚神経、Bは中枢から出るので運動神経です。
神経Aが働かなければ、皮膚の刺激情報が中枢へ届きにくくなります。神経Bが働かなければ、中枢で判断できても筋肉へ命令を届けにくくなります。この違いは未知の実験を読む手がかりになります。
誤答を直して次の学びへつなげる
「感覚神経は感覚器官の中だけにあり、運動神経は筋肉そのもの」は誤りです。どちらも信号を伝える神経で、感覚器官・中枢・筋肉の間をつなぎます。脳と脊髄は信号を伝える道であるだけでなく、情報を処理する中枢です。
次は、この経路を通って反応が起こるまでの時間を、ものさし実験のデータから比べます。
自分で確かめよう
確認1:感覚神経の信号方向は?
感覚器官から中枢神経へ向かいます。確認2:運動神経の信号方向は?
中枢神経から筋肉へ向かいます。確認3:脳と脊髄をまとめて何という?
中枢神経といいます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。