LESSON 01

刺激を受けて反応する仕組み

感覚神経・中枢神経・運動神経の役割を分けよう

「刺激を受けて反応する仕組み」第3段階。感覚神経・中枢神経・運動神経を信号の向きで区別します。

感覚神経・中枢神経・運動神経の役割を分けよう

このレッスンの役割

このレッスンは6レッスンの3番目です。前回、感覚器官が刺激を信号へ変えることを学びました。今回は信号の向きを手がかりに、感覚神経・中枢神経・運動神経を見分けます。

知る・理解する

感覚神経は、感覚器官から脳や脊髄へ信号を伝えます。運動神経は、脳や脊髄から筋肉へ信号を伝えます。脳と脊髄を合わせて中枢神経、それ以外の全身に広がる神経を末しょう神経といいます。感覚神経と運動神経は末しょう神経に含まれます。

神経名は信号の中身より向きで見分けると安定します。「中枢へ入る」が感覚神経、「中枢から出る」が運動神経です。

感覚神経と運動神経の信号方向皮膚から中枢へは感覚神経、中枢から腕の筋肉へは運動神経が信号を伝える。感覚器官刺激を受容中枢神経脳・脊髄情報を処理筋肉縮んで反応感覚神経運動神経中枢へ入るか、中枢から出るかで判定

具体例で使う

図で、皮膚から脊髄へ向かう神経Aと、脊髄から腕の筋肉へ向かう神経Bがあるとします。Aは中枢へ入るので感覚神経、Bは中枢から出るので運動神経です。

神経Aが働かなければ、皮膚の刺激情報が中枢へ届きにくくなります。神経Bが働かなければ、中枢で判断できても筋肉へ命令を届けにくくなります。この違いは未知の実験を読む手がかりになります。

誤答を直して次の学びへつなげる

「感覚神経は感覚器官の中だけにあり、運動神経は筋肉そのもの」は誤りです。どちらも信号を伝える神経で、感覚器官・中枢・筋肉の間をつなぎます。脳と脊髄は信号を伝える道であるだけでなく、情報を処理する中枢です。

次は、この経路を通って反応が起こるまでの時間を、ものさし実験のデータから比べます。

自分で確かめよう

確認1:感覚神経の信号方向は?感覚器官から中枢神経へ向かいます。
確認2:運動神経の信号方向は?中枢神経から筋肉へ向かいます。
確認3:脳と脊髄をまとめて何という?中枢神経といいます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。