感覚器官が判断する・神経が筋肉を動かすを直そう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの5番目です。刺激から反応までの各部分を、受容・伝達・処理・伝達・運動という動詞で整理します。器官名だけを覚えるより、「何をする場所か」で誤答を直せるようにします。
知る・理解する
感覚器官は刺激を受け取り、信号へ変えます。感覚神経はその信号を中枢へ伝えます。中枢神経は情報を処理し、反応に必要な命令を出します。運動神経は命令の信号を筋肉へ伝えます。筋肉は信号を受けて縮み、実際の運動を起こします。
それぞれが同じ仕事をしているのではなく、役割を分担しているため、ある部分が働かないときの結果も異なります。
具体例で使う
誤答「目がボールの位置を判断し、神経が腕を動かす」を直します。正しくは「目が光の刺激を受け取り、感覚神経が信号を中枢へ伝える。中枢で情報を処理し、運動神経が命令を腕の筋肉へ伝え、筋肉が縮む」です。
もし感覚神経だけが働きにくければ、刺激情報が中枢へ届きにくくなります。運動神経だけが働きにくければ、情報を受け取れても筋肉へ命令を伝えにくくなります。
誤答を直して次の学びへつなげる
感覚器官が判断する、神経が縮む、筋肉が命令を考えるという説明は、役割の主体が入れ替わっています。文の主語と動詞を対応させて直します。ただし、次のセクションで学ぶ反射では中枢での経路が異なるので、「すべての反応は必ず大脳で判断してから」と決めつけないようにします。
次は、刺激位置や神経の一部を変えた資料から、未知の経路の役割を推定します。
自分で確かめよう
確認1:刺激を信号へ変えるのは?
感覚器官です。確認2:実際に縮んで運動を起こすのは?
筋肉です。確認3:「神経が腕を動かす」を正確に言い直すと?
運動神経が信号を腕の筋肉へ伝え、その筋肉が縮んで腕が動きます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。