LESSON 01

動脈・静脈・毛細血管

血管を心臓からの流れの向きで分けよう

「動脈・静脈・毛細血管」第1段階。血管を心臓からの流れの向きで分類します。

血管を心臓からの流れの向きで分けよう

このレッスンの役割

このレッスンは「動脈・静脈・毛細血管」6レッスンの1番目です。前のセクションでは、心室から血液が送り出され、心房へ戻る順路を学びました。今回は血管を、心臓から出る動脈、心臓へ戻る静脈、その間をつなぐ毛細血管に分けます。

酸素量や図の色ではなく、矢印を心臓からたどって分類するのがおすすめです。

知る・理解する

動脈は心臓から血液が出ていく血管、静脈は心臓へ血液が戻る血管です。毛細血管は細動脈と細静脈の間で網目状に広がり、細胞との物質交換を担います。

全身では、大動脈→各部の動脈→毛細血管→各部の静脈→大静脈と流れます。肺では、肺動脈→肺の毛細血管→肺静脈と流れます。

動脈・毛細血管・静脈を流れの向きで分ける心臓から動脈へ出た血液が毛細血管を通り、静脈から心臓へ戻る一方向の流れ。名前の基準は心臓から見た流れ心臓動脈心臓から出る毛細血管物質交換静脈心臓へ戻る心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓

具体例で使う

肺動脈には酸素の少ない血液が流れますが、右心室から肺へ出るため動脈です。肺静脈には酸素の多い血液が流れますが、肺から左心房へ戻るため静脈です。

未知の血管Xで矢印が心臓から器官へ向かうなら、酸素量が示されていなくても動脈と判断できます。器官から心臓へ向かうなら静脈です。

誤答を直して次の学びへつなげる

「赤い血は動脈、青い血は静脈」という分類は使えません。図の色は情報を見やすくする記号で、血液が青色になるわけでもありません。心臓から出るか戻るかを見ます。

次は、断面図から動脈の厚い壁、静脈の弁、毛細血管の薄い壁を識別します。

自分で確かめよう

確認1:動脈と静脈を分ける基準は?心臓から出る血管が動脈、心臓へ戻る血管が静脈です。
確認2:肺動脈に酸素の少ない血液が流れても動脈なのはなぜ?心臓の右心室から肺へ出る血管だからです。
確認3:動脈と静脈の間をつなぐ血管は?毛細血管です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。