刺激から反応までを五つの役割でつなごう
このレッスンの役割
このレッスンは「刺激を受けて反応する仕組み」6レッスンの1番目です。前のセクションまでは、血液が物質を運ぶ流れを追いました。ここからは、体内を短時間で伝わる信号の流れを扱います。
完成の目安は、熱いものを見て手を動かすような反応を、感覚器官から筋肉まで順に説明できることです。まず五つの役割を一本の矢印でつなぎましょう。
知る・理解する
刺激とは、光・音・温度・圧力など、体が受け取る環境の変化です。刺激を受けて体の一部が動くなどの変化を反応といいます。
意識して行う反応の基本経路は、次の順です。
感覚器官 → 感覚神経 → 中枢神経 → 運動神経 → 筋肉
感覚器官が刺激を受け取ります。感覚神経が信号を脳や脊髄へ運びます。脳などの中枢神経で情報が処理されると、運動神経が命令の信号を筋肉へ運び、筋肉が縮んで体が動きます。
具体例で使う
飛んできたボールを見て手を出す場面を考えます。光の刺激を目が受け取り、信号が感覚神経から中枢神経へ伝わります。中枢神経で位置や動きをもとに判断した後、運動神経を通って腕の筋肉へ信号が届き、手が動きます。
問題で器官名が記号になっていても、刺激側から筋肉側へ矢印をたどれば役割を推定できます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「筋肉が刺激を感じて自分で動く」は不十分です。筋肉は運動神経から届く信号を受けて縮みます。また、神経を流れる信号と、血管を流れる血液は別のものです。
次は、目や耳などの感覚器官が、種類の異なる刺激を神経の信号へ変える仕組みを考えます。
自分で確かめよう
確認1:刺激から筋肉までの五つを順に並べると?
感覚器官→感覚神経→中枢神経→運動神経→筋肉です。確認2:感覚神経は信号をどちらへ運ぶ?
感覚器官から中枢神経へ運びます。確認3:筋肉が動く直接のきっかけは?
運動神経から命令の信号を受け取ることです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。