肺が酸素をつくる・呼気は二酸化炭素だけを直そう
このレッスンの役割
このレッスンは「肺での呼吸とガス交換」6レッスンの5番目です。換気、肺胞の構造、気体データを使い、場所と働きを混同した典型的な誤答を修正します。
知る・理解する
肺は酸素をつくりません。外気に含まれる酸素を肺胞まで運び、血液との間で交換します。二酸化炭素は主に全身の細胞で生じ、血液で肺へ運ばれます。
また、吐く空気は二酸化炭素だけではありません。窒素、酸素、水蒸気なども含みます。ガス交換の中心は気管ではなく、薄い壁と毛細血管をもつ肺胞です。
具体例で使う
誤答:「運動すると肺が酸素をたくさん生産する。」
修正文:「運動すると筋肉の細胞が酸素を多く使うため、呼吸運動と血液循環が速まり、外気から血液へ取り込む酸素量が増える。」生産ではなく、換気・交換・運搬の増加として説明します。
誤答:「気管の壁から酸素が血液へ入る。」
修正文:「気管は空気の通り道で、ガス交換の中心は、多数の薄い袋と毛細血管からなる肺胞である。」
誤答を直して次の学びへつなげる
答案の動詞を確認します。細胞は酸素を使い二酸化炭素を生じる、血液は気体を運ぶ、肺胞は血液と気体を交換する、胸郭運動は空気を出し入れします。
次は、肺胞図、気体割合、運動前後の値が同時に示された未知資料を統合します。
自分で確かめよう
確認1:肺の役割を「つくる」を使わず説明しよう
外気を出し入れし、肺胞と血液の間で酸素と二酸化炭素を交換します。確認2:吐く空気に含まれるものは?
二酸化炭素だけでなく、酸素、窒素、水蒸気なども含まれます。確認3:ガス交換の中心が肺胞である理由は?
多数あって表面積が大きく、壁が薄く、周囲に毛細血管が豊富だからです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。