LESSON 01

肺での呼吸とガス交換

肺が酸素をつくる・呼気は二酸化炭素だけを直そう

「肺での呼吸とガス交換」第5段階。気体の生成・交換・運搬と場所の混同を直します。

肺が酸素をつくる・呼気は二酸化炭素だけを直そう

このレッスンの役割

このレッスンは「肺での呼吸とガス交換」6レッスンの5番目です。換気、肺胞の構造、気体データを使い、場所と働きを混同した典型的な誤答を修正します。

知る・理解する

肺は酸素をつくりません。外気に含まれる酸素を肺胞まで運び、血液との間で交換します。二酸化炭素は主に全身の細胞で生じ、血液で肺へ運ばれます。

また、吐く空気は二酸化炭素だけではありません。窒素、酸素、水蒸気なども含みます。ガス交換の中心は気管ではなく、薄い壁と毛細血管をもつ肺胞です。

肺と呼気についての三つの誤答修正肺が酸素をつくる、呼気は二酸化炭素だけ、気管でガス交換するという誤答を、外気からの酸素交換、混合気体の呼気、肺胞での交換へ直す。場所と動詞を正しく結ぶ誤:肺が酸素をつくる修正:外気の酸素を肺胞で血液へ移す誤:呼気はCO₂だけ修正:呼気にもO₂・N₂などがありCO₂の割合が吸気より多い誤:気管で交換修正:気管は通り道交換の中心は肺胞「つくる・運ぶ・交換する」を分ける

具体例で使う

誤答:「運動すると肺が酸素をたくさん生産する。」

修正文:「運動すると筋肉の細胞が酸素を多く使うため、呼吸運動と血液循環が速まり、外気から血液へ取り込む酸素量が増える。」生産ではなく、換気・交換・運搬の増加として説明します。

誤答:「気管の壁から酸素が血液へ入る。」

修正文:「気管は空気の通り道で、ガス交換の中心は、多数の薄い袋と毛細血管からなる肺胞である。」

誤答を直して次の学びへつなげる

答案の動詞を確認します。細胞は酸素を使い二酸化炭素を生じる、血液は気体を運ぶ、肺胞は血液と気体を交換する、胸郭運動は空気を出し入れします。

次は、肺胞図、気体割合、運動前後の値が同時に示された未知資料を統合します。

自分で確かめよう

確認1:肺の役割を「つくる」を使わず説明しよう外気を出し入れし、肺胞と血液の間で酸素と二酸化炭素を交換します。
確認2:吐く空気に含まれるものは?二酸化炭素だけでなく、酸素、窒素、水蒸気なども含まれます。
確認3:ガス交換の中心が肺胞である理由は?多数あって表面積が大きく、壁が薄く、周囲に毛細血管が豊富だからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。