食物と酸素が細胞へ届くまでを統合しよう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの2番目です。前回分類した物質の流れのうち、体の外から細胞へ入る二つの経路をつなぎます。食物は養分へ変わり、空気中の酸素は肺で血液へ移ります。最後はどちらも血液で細胞へ届きます。
知る・理解する
食物中のデンプンやタンパク質などは、そのまま小腸の壁を通れるとは限りません。消化によってブドウ糖やアミノ酸などの小さく水に溶ける物質へ分解され、小腸の柔毛から吸収されます。多くの養分は血液で運ばれます。
酸素は吸い込んだ空気から肺胞へ届き、肺胞と毛細血管の間で血液へ移ります。酸素を多く含む血液は心臓から体循環で全身へ送られ、毛細血管から細胞へ酸素が渡ります。
具体例で使う
小腸を通る前後の血液を比べ、通過後にブドウ糖が増えていれば小腸から吸収された証拠です。肺を通る前後で酸素が増えていれば、肺胞から血液へ酸素が移った証拠です。
どちらも血液へ入った後、心臓のポンプ作用で全身へ運ばれます。細胞は届いた養分と酸素を生命活動に利用します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「食物がそのまま血液へ入る」は誤りです。消化できる栄養分は吸収できる形へ分解されます。「肺が酸素をつくる」も誤りで、空気中の酸素が血液へ移ります。
次は細胞から出る側に注目し、二酸化炭素と尿素が異なる出口へ向かう経路を統合します。
自分で確かめよう
確認1:デンプンは主に何へ分解され吸収される?
ブドウ糖へ分解され、小腸から吸収されます。確認2:酸素が血液へ入る主な場所は?
肺胞と毛細血管の間です。確認3:養分と酸素に共通する最後の運搬手段は?
血液による循環です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。