LESSON 01

動物の体と働きの入試総合

入試問題を物質の流れ・信号の流れに分類しよう

「動物の体と働きの入試総合」第1段階。問題を物質の流れと信号の流れに分類し、使う仕組みを選びます。

入試問題を物質の流れ・信号の流れに分類しよう

このレッスンの役割

このレッスンは「動物の体と働きの入試総合」6レッスンの1番目です。ここまでの知識を全部同時に思い出すのではなく、問題が物質の流れと信号の流れのどちらを中心にしているかを最初に選びます。

完成の目安は、問われている変化を見て、使う器官や仕組みを絞れることです。総合問題ほど「何を使わないか」を決める力が重要です。

知る・理解する

物質の流れには、食物の消化と吸収、肺での気体交換、血液による運搬、肝臓での処理、腎臓や肺からの排出があります。問題文に養分、酸素、二酸化炭素、尿素、濃度などが出たら、物質がどこからどこへ移るかを追います。

信号の流れには、感覚器官、感覚神経、中枢神経、運動神経、筋肉があります。刺激、反応、反射、反応時間などが出たら、信号の向きと経路を追います。

入試問題を二つの流れへ分類する問題文の手がかりから、養分・気体・尿素などの物質の流れか、刺激・神経・反応などの信号の流れかを選ぶ。問題文の変化何が移る・変わる?物質の流れ養分・O₂・CO₂・尿素器官前後の量を比べる信号の流れ刺激・神経・反応矢印と中枢をたどる必要な仕組みを選んでから資料を読む

具体例で使う

「小腸を通る前後の血液中のブドウ糖量」を問う問題なら、物質の流れを選びます。小腸で吸収されたブドウ糖が血液へ入るため、通過後に増えるというモデルを使います。

「皮膚を刺激したとき脚が動くまでの経路」なら、信号の流れを選びます。感覚器官から感覚神経、中枢神経、運動神経、筋肉へ矢印を追います。

誤答を直して次の学びへつなげる

直前に学んだ反射を、すべての総合問題へ当てはめるのは危険です。問題文の主語と変化する量を先に見ます。また、血液が関係していても、刺激の情報を運ぶのは神経の信号です。

次は物質の流入側に絞り、食物と酸素が細胞へ届くまでを二本の経路として統合します。

自分で確かめよう

確認1:尿素濃度の変化はどちらの流れ?物質の流れです。
確認2:反応時間はどちらの流れ?神経による信号の流れです。
確認3:総合問題で最初にすることは?何が移る・変わる問題かを見て、使う仕組みを選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。