LESSON 01

心臓のつくりと血液の流れ

未知の心臓資料を接続・弁・拍出量から解こう

「心臓のつくりと血液の流れ」第6段階。未知図・色素追跡・拍出量表を統合します。

未知の心臓資料を接続・弁・拍出量から解こう

このレッスンの役割

このレッスンは「心臓のつくりと血液の流れ」6レッスンの最終です。四つの部屋、太い血管、弁、壁の厚さ、拍出量を一つの初見資料で統合します。

知る・理解する

未知の図は次の順で読みます。

  1. 肺と全身へつながる血管を探す。
  2. 戻る血管につながる上側の部屋を心房とする。
  3. 心房から弁を通って心室へ進む。
  4. 全身へ送る厚い壁の部屋を左心室とする。
  5. 矢印が弁の向きと一致するか確認する。
  6. 心拍数と一回拍出量があれば毎分拍出量を求める。

未知の心臓資料を接続・弁・壁・拍出量から読む血管の接続で心房と心室を定め、弁の向きと壁の厚さを確認し、心拍数掛ける一回拍出量で毎分拍出量を求める。独立した証拠を順に重ねる接続肺・全身のどちらへ?矢印は一方向か?全身側は厚いか?拍出量回/分×mL/回記述の型「Xは大動脈につながり、壁が厚い」→「全身へ血液を送る左心室である」図の位置だけで決めず、接続と働きを根拠にする

具体例で使う

大静脈へ色素を入れると、右心房→右心室→肺動脈の順に現れました。これは血液の順路と一致します。次に肺静脈→左心房→左心室→大動脈へ進むと予想できます。ただし、最初に見えた部屋だけで他の道が存在しないとは断定しません。

未知動物の心拍数が90回/分、一回拍出量が80mL/回なら、毎分拍出量は90×80=7,200mL/分です。比較対象が100回/分、60mL/回なら6,000mL/分なので、心拍数が低い未知動物の方が毎分拍出量は多いと分かります。

誤答を直して次の学びへつなげる

「図の右下だから右心室」では証拠が弱く、向きが変わると使えません。「肺へ送る血管につながる」「壁は左心室ほど厚くない」と書けば右心室の根拠になります。

次の「動脈・静脈・毛細血管」では、心臓につながる血管名から一歩進み、流れの向き・壁の厚さ・物質交換によって三種類の血管を区別します。

自分で確かめよう

確認1:大動脈につながり壁が最も厚い部屋は?左心室です。
確認2:90回/分、80mL/回の毎分拍出量は?7,200mL/分、つまり7.2L/分です。
確認3:未知図で部屋を位置だけで決めない理由は?図の向きや描き方が変わるためです。血管の接続、弁の向き、壁の厚さを合わせます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。