血液の一周を心臓の四つの部屋からたどろう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの2番目です。前回区別した二つの循環に、右心房・右心室・左心房・左心室を組み込みます。目標は、出発点を指定されても矢印を一方向にたどり、一周を復元できることです。
名前だけを丸暗記せず、「心房は受け取る」「心室は送り出す」を手がかりにします。
知る・理解する
全身から戻った血液は大静脈から右心房へ入り、右心室から肺動脈を通って肺へ向かいます。これが肺循環の出発です。
肺で酸素を受け取った血液は肺静脈から左心房へ入り、左心室から大動脈を通って全身へ向かいます。全身の毛細血管を通った後、大静脈から右心房へ戻ります。
具体例で使う
左心室を出発点にすると、順路は「大動脈→全身の毛細血管→大静脈→右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室」です。
途中が空欄でも、全身から戻る先は右心房、肺から戻る先は左心房と判断できます。また、心室の直後は心臓から出るので動脈、心房の直前は心臓へ戻るので静脈です。
誤答を直して次の学びへつなげる
右心房から肺へ直接進む、または肺から左心室へ直接入るとする誤りがあります。血液は「心房で受け取る→心室へ渡す→心室が送り出す」の順です。心臓の中でも矢印を飛ばさないようにします。
次は、この一周のどこで酸素と二酸化炭素の量が変わるかを考えます。
自分で確かめよう
確認1:全身から戻った血液が最初に入る部屋は?
右心房です。確認2:肺へ血液を送り出す部屋は?
右心室です。確認3:左心室を出た血液は一周後どこへ戻る?
大動脈、全身、大静脈、右心房、右心室、肺、左心房を経て左心室へ戻ります。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。