心臓模式図の左右とつながる血管を読み取ろう
このレッスンの役割
このレッスンは「心臓のつくりと血液の流れ」6レッスンの2番目です。前回の順路を使い、向きや色が変わった模式図でも四つの部屋と血管を識別します。
図の見た目ではなく、本人から見た左右と接続先を確認するのが学び方の中心です。
知る・理解する
人体を正面から見た図では、本人の右側が紙面の左側に描かれます。そのため、紙面左に右心房・右心室、紙面右に左心房・左心室がある模式図が一般的です。ただし、図が回転している場合もあるので、最終的には血管のつながりで判断します。
| 血管 | 心臓側の接続 | 反対側 |
|---|---|---|
| 大静脈 | 右心房 | 全身 |
| 肺動脈 | 右心室 | 肺 |
| 肺静脈 | 左心房 | 肺 |
| 大動脈 | 左心室 | 全身 |
具体例で使う
白黒の図で、下側の部屋Xから全身へ向かう太い血管が出ているとします。全身へ送る血管は大動脈なので、Xは左心室です。紙面上の位置や色がなくても接続で決められます。
肺から心臓へ戻る血管につながる上側の部屋は左心房です。「肺の血管だから肺動脈」と名前だけで決めず、心臓へ戻る向きを確認します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「紙面左だから左心室」は正面図では逆になりやすい誤答です。また、「酸素が多い血液なら動脈」という決め方では肺動脈・肺静脈で誤ります。心臓から出るのが動脈、心臓へ戻るのが静脈です。
次は、弁が逆流を防ぐ仕組みと、左心室の壁が厚い理由を学びます。
自分で確かめよう
確認1:正面図で本人の左は紙面のどちら?
紙面の右側です。確認2:右心室につながり肺へ向かう血管は?
肺動脈です。確認3:血管を動脈・静脈に分ける基準は?
心臓から出るか、心臓へ戻るかです。酸素量ではありません。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。