LESSON 01

心臓のつくりと血液の流れ

心臓模式図の左右とつながる血管を読み取ろう

「心臓のつくりと血液の流れ」第2段階。本人の左右と血管の接続から心臓図を読みます。

心臓模式図の左右とつながる血管を読み取ろう

このレッスンの役割

このレッスンは「心臓のつくりと血液の流れ」6レッスンの2番目です。前回の順路を使い、向きや色が変わった模式図でも四つの部屋と血管を識別します。

図の見た目ではなく、本人から見た左右と接続先を確認するのが学び方の中心です。

知る・理解する

人体を正面から見た図では、本人の右側が紙面の左側に描かれます。そのため、紙面左に右心房・右心室、紙面右に左心房・左心室がある模式図が一般的です。ただし、図が回転している場合もあるので、最終的には血管のつながりで判断します。

血管 心臓側の接続 反対側
大静脈 右心房 全身
肺動脈 右心室
肺静脈 左心房
大動脈 左心室 全身

正面から見た心臓の左右と四本の血管の接続紙面左に本人の右心房と右心室、紙面右に左心房と左心室を示し、大静脈、肺動脈、肺静脈、大動脈の接続先を示す。紙面の左右ではなく、本人の左右+接続先本人の右(紙面左)本人の左(紙面右)右心房右心室左心房左心室大静脈肺動脈肺静脈大動脈動脈・静脈の名前は、心臓から出るか戻るかで決まる

具体例で使う

白黒の図で、下側の部屋Xから全身へ向かう太い血管が出ているとします。全身へ送る血管は大動脈なので、Xは左心室です。紙面上の位置や色がなくても接続で決められます。

肺から心臓へ戻る血管につながる上側の部屋は左心房です。「肺の血管だから肺動脈」と名前だけで決めず、心臓へ戻る向きを確認します。

誤答を直して次の学びへつなげる

「紙面左だから左心室」は正面図では逆になりやすい誤答です。また、「酸素が多い血液なら動脈」という決め方では肺動脈・肺静脈で誤ります。心臓から出るのが動脈、心臓へ戻るのが静脈です。

次は、弁が逆流を防ぐ仕組みと、左心室の壁が厚い理由を学びます。

自分で確かめよう

確認1:正面図で本人の左は紙面のどちら?紙面の右側です。
確認2:右心室につながり肺へ向かう血管は?肺動脈です。
確認3:血管を動脈・静脈に分ける基準は?心臓から出るか、心臓へ戻るかです。酸素量ではありません。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。