不要物の流れを肝臓・腎臓・尿でつなごう
このレッスンの役割
このレッスンは「肝臓・腎臓と排出」6レッスンの1番目です。前のセクションで学んだ体循環を使い、細胞で生じた不要物が体外へ出るまでを一本の流れにします。今回は肝臓・腎臓・ぼうこうの役割を大づかみに分けます。
知る・理解する
細胞の生命活動で生じた二酸化炭素は血液で肺へ運ばれ、呼気として出ます。タンパク質が分解されると有害なアンモニアが生じ、肝臓で害の少ない尿素に変えられます。尿素は血液で腎臓へ運ばれ、余分な水や塩類などとともに血液から取り除かれて尿になります。
尿は尿管を通ってぼうこうにたまり、尿道から体外へ出ます。「処理する場所」「血液から取り除く場所」「一時的にためる場所」を分けることが大切です。
具体例で使う
運動後、細胞の生命活動が盛んになると不要物も増えます。それらが細胞から腎臓へ瞬間移動するのではありません。血液に入り、循環によって必要な器官へ運ばれます。
二酸化炭素は主に肺から、尿素は主に腎臓で尿へ移されて排出されます。不要物の種類により出口が異なります。
誤答を直して次の学びへつなげる
「腎臓が尿素をつくる」は誤りです。肝臓がアンモニアを尿素に変え、腎臓が尿素を血液から取り除きます。また、ぼうこうは尿をつくる場所ではなく、ためる場所です。
次は、肝臓が尿素をつくる理由と養分を調節する働きを詳しく学びます。
自分で確かめよう
確認1:アンモニアを尿素に変える器官は?
肝臓です。確認2:尿素を血液から取り除く器官は?
腎臓です。確認3:ぼうこうの役割は?
腎臓でできた尿を一時的にためることです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。