肺と全身で酸素・二酸化炭素がどう変わるか説明しよう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの3番目です。前回たどった経路に、酸素と二酸化炭素の受け渡しを重ねます。目標は色を覚えることではなく、「どこで、何から何へ移るか」を説明することです。
知る・理解する
肺の毛細血管では、肺胞の空気から血液へ酸素が移り、血液から肺胞へ二酸化炭素が移ります。その結果、肺を通過した血液は通過前より酸素が多く、二酸化炭素が少なくなります。
全身の毛細血管では、血液から細胞へ酸素が移り、細胞から血液へ二酸化炭素が移ります。その結果、全身を通過した血液は通過前より酸素が少なく、二酸化炭素が多くなります。
具体例で使う
血液Aは肺へ入る直前、血液Bは肺を出た直後だとします。Bの酸素量がAより多いなら、その差は肺で酸素を受け取った結果です。肺が酸素を作ったのではなく、吸い込んだ空気から血液へ移ったのです。
全身では逆に、細胞が生命活動で酸素を使い二酸化炭素をつくるため、全身を出た血液は酸素が減り二酸化炭素が増えます。ただし酸素が完全にゼロになるわけではありません。
誤答を直して次の学びへつなげる
「心臓で血液に酸素を入れる」は誤りです。心臓の役割はポンプとして血液を送り出すこと。酸素量が大きく変わる場所は肺と全身の毛細血管です。
次は、数値や矢印だけの資料から交換場所と循環経路を復元します。
自分で確かめよう
確認1:肺を通ると酸素量はどうなる?
肺胞から血液へ酸素が移るため、多くなります。確認2:全身を通ると二酸化炭素量はどうなる?
細胞から血液へ二酸化炭素が移るため、多くなります。確認3:心臓は血液に酸素を加える場所?
いいえ。心臓は血液を送り出し、酸素を受け取る主な場所は肺です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。