LESSON 01

血液の成分と働き

赤血球が全部運ぶ・白血球が止血するを直そう

「血液の成分と働き」第5段階。運搬物質・防御・止血・血しょうの混同を直します。

赤血球が全部運ぶ・白血球が止血するを直そう

このレッスンの役割

このレッスンは「血液の成分と働き」6レッスンの5番目です。ここまでの標本・役割・データを使い、成分名と働きを入れ替えた典型誤答を修正します。

知る・理解する

混同を防ぐには、「何を」「どこからどこへ」「どの成分が」の三列で考えます。

物質・場面 主に働く成分 間違えやすい成分
肺から酸素を運ぶ 赤血球 血しょうだけとする
小腸から養分を運ぶ 血しょう 赤血球とする
病原体へ働く 白血球 血小板とする
傷口で止血 血小板など 白血球とする

血液成分についての三つの誤答修正赤血球が全物質を運ぶ、白血球が止血する、血しょうが不要物だけを運ぶという誤答を役割分担へ修正する。成分名ではなく、運ぶ物質と場面を確認誤:赤血球が全部運ぶ修正:赤血球は主に酸素血しょうは養分・CO₂・不要物誤:白血球が止血修正:白血球は防御血小板などが止血誤:血しょうは不要物だけ修正:必要な養分も不要物も運ぶ

具体例で使う

誤答:「小腸で吸収されたブドウ糖は赤血球に入って全身へ運ばれる。」

修正文:「小腸で吸収されたブドウ糖は主に血しょうに溶けて運ばれる。赤血球は主に酸素を運ぶ。」運搬という共通語だけで結び付けず、物質を確認します。

誤答:「傷口で白血球が集まって血液を固める。」

修正文:「血小板などが血液を固めるのを助け、白血球は侵入した病原体などへ働く。」同じ傷口で二つが働くため混同しやすい点を意識します。

誤答を直して次の学びへつなげる

誤答を見つけたら、成分名だけ交換せず、動詞と対象物も書き直します。「赤血球=運搬」の一語暗記では、養分の問いで誤ります。「赤血球=主に酸素を運ぶ」まで一組にします。

次は、標本画像・成分数・物質濃度が一緒に示された初見資料で、形と働きの両方から推定します。

自分で確かめよう

確認1:赤血球と血しょうが主に運ぶものを分けよう赤血球は主に酸素、血しょうは養分・二酸化炭素・尿素などを運びます。
確認2:白血球と血小板の役割を分けよう白血球は病原体などへの防御、血小板は止血を助けます。
確認3:血しょうは不要物だけを運ぶ?いいえ。不要物だけでなく、ブドウ糖やアミノ酸など体に必要な養分も運びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。