細胞から二酸化炭素・尿素が出るまでを統合しよう
このレッスンの役割
このレッスンは6レッスンの3番目です。前回は細胞へ入る養分と酸素を追いました。今回は細胞の生命活動に伴って生じる不要物を、種類に応じて肺または腎臓までたどります。
知る・理解する
細胞で生じた二酸化炭素は血液へ入り、静脈から心臓へ戻ります。肺循環で肺へ送られ、肺の毛細血管から肺胞へ移り、呼気として体外へ出ます。
タンパク質の分解に伴って生じるアンモニアは有害です。血液で肝臓へ運ばれ、害の少ない尿素へ変えられます。尿素は血液で腎臓へ運ばれ、血液から取り除かれて尿に含まれます。尿は尿管、ぼうこう、尿道を経て体外へ出ます。
具体例で使う
ある器官Xを通過後に血液中の二酸化炭素が減ったなら、Xは肺の可能性があります。器官Yでアンモニアが減り尿素が増えたならYは肝臓、器官Zを通過後に血液中の尿素が減って尿に現れたならZは腎臓と推定できます。
同じ「不要物」でも、物質の性質と器官の役割によって出口が異なります。
誤答を直して次の学びへつなげる
「不要物はすべて腎臓へ行く」は誤りです。二酸化炭素は主に肺から出ます。また腎臓がアンモニアを尿素へ変えるのではなく、肝臓が変換し、腎臓が尿素を血液から除きます。
次は運動という条件変化を使い、細胞の活動、呼吸、心拍、血液中の物質量を因果で結びます。
自分で確かめよう
確認1:二酸化炭素の主な出口は?
肺です。確認2:アンモニアを尿素へ変える器官は?
肝臓です。確認3:尿素を血液から取り除く器官は?
腎臓です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。