BTB溶液で二酸化炭素の増減を比べよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、明所の気体変化は光合成と呼吸の差だと学びました。今回はBTB溶液の色から二酸化炭素の増減を読みます。
知る・理解する
BTB溶液は、二酸化炭素が多い酸性側で黄色、中間付近で緑色、少ないアルカリ性側で青色になります。酸素を直接調べる液ではありません。
息を吹き込んで緑色にそろえたBTB溶液を三本用意します。Aは水草を入れて明所、Bは水草を入れて暗所、Cは水草なしで明所に置きます。
| 試験管 | 条件 | 予想 |
|---|---|---|
| A | 水草・明所 | CO₂が減り青色側 |
| B | 水草・暗所 | CO₂が増え黄色側 |
| C | 水草なし・明所 | 大きく変わらない |
具体例で使う
Aが青色、Bが黄色、Cが緑色のままなら、Aでは光合成による二酸化炭素の取り込みが呼吸による放出より多く、Bでは呼吸により二酸化炭素が増えたと考えます。Cは光や時間だけで色が変わらないことを示す対照です。
初めの色、液量、水草の大きさ、温度、時間をそろえます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「青色は酸素が増えた証拠」は直接には言えません。BTB溶液が示すのは二酸化炭素にともなう液性の変化です。
「青色なら二酸化炭素がゼロ」でもありません。開始時より少なくなったと読みます。次は発生した気体を集め、酸素かを別の方法で確かめます。
自分で確かめよう
確認1:BTB溶液が黄色になるのは二酸化炭素が多い側・少ない側のどちら?
多い側です。確認2:水草なしの試験管を置く目的は?
光や時間など、水草以外の原因で色が変わらないかを比べるためです。確認3:BTB溶液が青色なら酸素を直接検出したと言える?
言えません。直接示すのは二酸化炭素が少ない側へ変化したことです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。