LESSON 01

植物の体と働きの入試総合

植物総合の誤答を根拠・条件・用語から診断しよう

「植物の体と働きの入試総合」第5段階。誤答を知識・条件・計算・因果の型に分けて修正します。

植物総合の誤答を根拠・条件・用語から診断しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで表・グラフ・計算を解きました。今回は、答え合わせで終わらず、自分の誤答がどの種類か診断して直します。

目標は、誤りを知識・条件・計算・因果の四つに分け、次の問題で再発しない修正を行うことです。

知る・理解する

典型的な誤答には四つの型があります。

誤答の型 修正する問い
知識 道管が養分を運ぶ どの物質を運ぶ構造か
条件 明所の値を光合成だけとみなす 同時に呼吸していないか
計算 2時間の値を1時間の値として使う 単位と基準はそろったか
因果 差があるから風が原因だと断定 ほかの条件はそろっているか

誤答は全文を書き直す前に、誤りの最小部分を見つけます。「道管」を「師管」に変えるだけでよいのか、条件を一文加えるのか、式から直すのかを判断します。

誤答を四つの型へ分類して修正する知識、条件、計算、因果のどこで誤ったかを特定し、根拠と仕組みを加えて正答へ直す知識条件計算因果誤りの最小部分を直す資料の根拠+仕組み+結論

具体例で使う

誤答「明所でCO₂が減ったので、植物は呼吸していない」を診断します。光合成と呼吸の知識は一部使えていますが、昼も呼吸するという条件を落としています。

正しくは「明所でも呼吸は行われるが、光合成によるCO₂吸収量が呼吸による放出量を上回ったため、正味でCO₂が減った」です。見かけの結果だけで内部の反応を0にしないことが修正点です。

誤答を直して次の学びへつなげる

用語が一つ入っていれば説明になるわけではありません。「気孔があるから」だけでは、何がどう変化したか不足します。「気孔がふさがれ、水蒸気の出口が減ったため、蒸散量が減った」と因果を完成させます。

また、答えを暗記するだけでは装置が変わると再び誤ります。次は初見の複合問題で、証拠を鎖のようにつないで解き切ります。

自分で確かめよう

確認1:誤答の四つの型は?知識、条件、計算、因果です。
確認2:「差が出たから原因が証明された」は何の誤り?ほかの条件がそろっているかを確認していない因果の誤りです。
確認3:よい誤答直しで残すものは?正しく考えられていた部分は残し、誤りの最小部分を特定して修正します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。