水草の気泡を集めて酸素か確かめよう
このレッスンの役割
BTB溶液で二酸化炭素の減少を確かめた次は、光合成で出る気体を集めて酸素か調べます。
目標は、気泡が出た事実だけで気体名を決めず、集め方と検出結果を根拠に判断することです。
知る・理解する
水中の水草へ光を当てると、切り口などから気泡が出ます。ろうとをかぶせ、上に水で満たした試験管を逆さに置くと、気体が水を押し下げて集まります。これが水上置換です。
集めた気体へ火の消えかかった線香を入れ、激しく燃え出すなら、ものを燃えやすくする酸素の性質と一致します。酸素自身が燃えるのではなく、燃焼を助けます。
具体例で使う
明所の水草から20分で気体が集まり、暗所ではほとんど集まりませんでした。明所で集めた気体に火の消えかかった線香を入れると再び激しく燃えました。この結果から、光合成で酸素が発生したと考えます。
気泡数でおよその変化は比べられますが、大きさがそろわないため正確な体積とは限りません。精密に比べるなら集めた体積を測ります。
誤答を直して次の学びへつなげる
「植物から出た気泡だから酸素」は根拠不足です。溶けていた空気などの可能性もあるため、気体の性質を検査します。
「酸素は燃える気体」も誤りです。酸素はほかの物質を燃えやすくします。次は明所と暗所の数値を、光合成と呼吸の差として読みます。
自分で確かめよう
確認1:水上置換では気体が何を押し下げる?
逆さの試験管内の水を押し下げてたまります。確認2:酸素の確認方法は?
火の消えかかった線香を入れ、再び激しく燃えるかを確かめます。確認3:気泡数が正確な気体体積にならない理由は?
気泡一個ごとの大きさが同じとは限らないからです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。