LESSON 01

光合成に必要なもの

光合成の材料・条件・場所・生成物を分けよう

「光合成に必要なもの」第1段階。材料・条件・場所・生成物を分け、物質の流れを整理します。

光合成の材料・条件・場所・生成物を分けよう

このレッスンの役割

前のセクションでは、蒸散によって水が葉まで運ばれる流れを学びました。ここからは、その水が葉でどのように使われるかを考えます。

目標は、光合成の「材料」「必要な条件」「行われる場所」「できるもの」を混同せず、一つの物質の流れとして説明することです。

知る・理解する

光合成では、二酸化炭素と水を材料にして養分がつくられ、酸素ができます。光のエネルギーが必要で、主に葉の細胞にある葉緑体で行われます。

分類 内容 入り方・働き
材料 二酸化炭素 気孔から葉へ入る
材料 根毛から吸収され、道管で葉へ届く
条件 反応を進めるエネルギーを与える
場所 葉緑体 光合成が行われる
できるもの 養分・酸素 養分は利用・貯蔵され、酸素は外へも出る

光合成の材料と生成物二酸化炭素と水が光のエネルギーを受け、葉緑体で養分と酸素になる葉緑体光のエネルギー二酸化炭素養分酸素

具体例で使う

水だけを与えた植物が成長して重くなったとき、増えた分がすべて土や水そのものだとは言えません。空気中の二酸化炭素と根からの水を材料にして養分をつくり、その養分から体をつくる物質が生じます。

式を言葉で表すなら「二酸化炭素+水 ―光・葉緑体→ 養分+酸素」です。光は矢印の上に置き、材料として左辺へ入れないのがポイントです。

誤答を直して次の学びへつなげる

「植物は光を吸って体の材料にする」は不正確です。光は物質ではなく、反応を進めるエネルギーです。「酸素を使って光合成する」も逆で、酸素は光合成でできるものです。

ただし植物は呼吸では酸素を使います。同じ植物でも、光合成と呼吸は別の働きです。次は、光が必要だと比較実験で確かめます。

自分で確かめよう

確認1:光合成の二つの材料は?二酸化炭素と水です。
確認2:光は材料ではなく何?光合成を進めるためのエネルギーです。
確認3:根から吸った水はどこを通って葉へ届く?根毛から吸収され、主に道管を通って葉へ届きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。