LESSON 01

植物も呼吸している

植物の呼吸を養分・酸素・エネルギーで捉えよう

「植物も呼吸している」第1段階。養分と酸素から生命活動に使うエネルギーを取り出す呼吸を理解します。

植物の呼吸を養分・酸素・エネルギーで捉えよう

このレッスンの役割

前のセクションでは、光の強さによって光合成の速さが変わることを学びました。今回は、植物がつくった養分を実際の生命活動に使う呼吸へ進みます。

目標は、呼吸の材料・できるもの・目的を区別し、植物のどこで、いつ行われるかを説明することです。

知る・理解する

植物の細胞は、養分と酸素を使う呼吸によって、生命活動に使えるエネルギーを取り出します。そのとき二酸化炭素と水ができます。

言葉で表すと、次のようになります。

養分+酸素 → 二酸化炭素+水+取り出されるエネルギー

このエネルギーは、細胞の活動、成長、物質の合成や移動などに使われます。呼吸は葉だけでなく、根・茎・芽・種子など、生きている細胞で行われます。光は必要ないため、昼も夜も続きます。

植物の細胞で行われる呼吸養分と酸素から二酸化炭素と水ができ、生命活動に使うエネルギーが取り出される生きた細胞呼吸昼も夜も行う養分酸素二酸化炭素使えるエネルギー

具体例で使う

土の中の根は光を受けませんが、水や無機養分を吸収し、細胞分裂や成長を行います。その活動に必要なエネルギーは、葉などから届いた養分を使う呼吸で得ます。

発芽直後の種子も、まだ十分な光合成ができません。種子に蓄えた養分を呼吸で分解し、芽や根を伸ばすエネルギーを得ます。

誤答を直して次の学びへつなげる

「植物は二酸化炭素を吸って呼吸する」は、光合成と呼吸の混同です。呼吸では酸素を使い、二酸化炭素を出します。

「夜だけ呼吸する」も誤りです。昼は光合成と呼吸が同時に行われます。次は光合成を止めた暗所で、呼吸による二酸化炭素の放出を確かめます。

自分で確かめよう

確認1:呼吸で使う二つのものは?養分と酸素です。
確認2:植物が呼吸を行う時間帯は?昼も夜も行います。
確認3:根でも呼吸するのはなぜ?根の生きた細胞も、吸収や成長などの生命活動にエネルギーが必要だからです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。