未知の光合成実験から必要条件を判定しよう
このレッスンの役割
このセクションの最後に、遮光、二酸化炭素の除去、ふ入り葉などが組み合わされた資料を読みます。目標は、各比較が何を確かめ、何までは言えないかを判断することです。
知る・理解する
初見実験では結果より先に比較する組を決めます。
- デンプンを減らす事前処理を確認する。
- 二つの条件で異なる点を一つ探す。
- 測定結果がデンプン、気体、質量のどれか確認する。
- 「条件がある組だけ反応した」ことから必要性を述べる。
- 同時に変わる条件や測定できていないものを限界として示す。
具体例で使う
資料Aでは同じ葉の露光部だけにデンプン反応があり、資料Bでは二酸化炭素を除いた容器だけ反応がなく、資料Cではふ入り葉の緑色部だけ反応がありました。
Aから光が必要、Bから二酸化炭素が必要、Cから葉緑体のある部分で光合成が行われると考えます。Cは「葉緑体が材料」であることを示すのではなく、場所を示す資料です。水の必要性はA〜Cだけでは直接比較できません。
誤答を直して次の学びへつなげる
反応がなかった理由をすぐに「光合成しなかった」と決めず、事前処理、遮光のすき間、葉の傷み、薬品、時間を確認します。実験の失敗でも同じ結果が出る可能性があります。
記述は「AとBでは〇〇だけが異なり、〇〇がある方だけ△△したので、〇〇が必要と考えられる」と書きます。次のセクションでは、デンプンを確かめる各操作が、信頼できる結果をどう支えるかを詳しく学びます。
自分で確かめよう
確認1:ふ入り葉の比較で確かめるのは材料と場所のどちら?
主に場所です。葉緑体のある緑色部で光合成が行われることを確かめます。確認2:三つの資料に水なし条件がないとき、水の必要性まで証明できる?
この三資料だけでは直接証明できません。水だけを変えた比較や別の証拠が必要です。確認3:反応なしを解釈するときに確認することは?
必要条件がないことに加え、事前処理、装置の不備、葉の状態、薬品、時間などを確認します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。