等圧線の交差・値飛び・風向直結の誤答を直そう
まず知る:このレッスンの役割と目標
このレッスンは5番目です。等圧線を描く・読む問題で起きやすい三つの誤答を、線が表す意味へ戻って直します。
- 異なる値の線を交差・分岐させる
- 4 hPa間隔なのに途中の値を飛ばす
- 風は等圧線の上を必ず進むとする
理解する:例題で理由を確かめる
交点では1004 hPaと1008 hPaが同時に成立することになり矛盾します。値を飛ばすと、連続的に変化する途中の1004 hPaとなる場所を無視します。
風向は気圧差による力だけでなく、地球自転や摩擦にも影響されます。等圧線は風そのものを描いた線ではありません。
使う:間違い・誤答を直して練習する
1000と1008の等圧線が隣り合う図で指定間隔が4 hPaなら、間に1004線が必要です。ただし天気図で一部の線を省略する規則が示されている場合は、その指示を優先します。
線が交差した答案は、交点付近の観測値を再確認し、同じ値どうしを別の経路で滑らかにつなぎ直します。
転用する:まとめと次の学びへ
等高線や等温線も、異なる値の線が通常交差しないという考えは共通です。ただし何を表す線か、値の間隔、閉じ方は資料の凡例で確かめます。
次は未知の天気図を読み、高低気圧・風の強まりやすさ・資料から言えないことを統合します。
確認1:異なる値の等圧線が交差できないのはなぜですか。
交点が異なる二つの気圧を同時に持つことになるからです。確認2:4 hPa間隔で1000と1008の間に必要な線は何ですか。
1004 hPaの等圧線です。確認3:風は必ず等圧線に沿いますか。
必ずではありません。気圧差による力に地球自転や摩擦などが加わって風向が決まります。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。