LESSON 01

天気図と等圧線

気圧値を補間し、交差しない等圧線を描こう

観測値の間を補い、指定間隔で交差・分岐しない等圧線を描きます。

気圧値を補間し、交差しない等圧線を描こう

まず知る:このレッスンの役割と目標

このレッスンは2番目です。観測点の気圧値から、見えない地点の値をおよそ補って等圧線を描きます。

入試問題では、4 hPaごとなど指定間隔で描くことが多くあります。まず描く値を並べ、線がどの観測点の間を通るかを決めます。等圧線は滑らかに描き、通常は交差も分岐もしません。

理解する:例題で理由を確かめる

西のAが1012 hPa、東のBが1004 hPaで、間隔が4 hPaなら、1008 hPaの等圧線はAとBの間を通ります。値がほぼ均等に変化するとみなすなら、およそ中間です。

手順は次の通りです。

  1. 指定間隔の値を並べる。
  2. 各線が通る観測点間を探す。
  3. 近い値ほど近く、遠い値ほど遠く補間する。
  4. 同じ値の場所を滑らかにつなぐ。
  5. 交差・分岐・値の飛びを点検する。

1012と1004の間へ1008の等圧線を補間する西の1012地点と東の1004地点のほぼ中間を1008ヘクトパスカルの等圧線が通るA 1012B 10041008値の間を補い、滑らかにつなぐ

同じ一点に二つの気圧値は存在できないため、異なる値の等圧線は交差しません。分岐すると分岐点で線の行き先が曖昧になるため、通常の等圧線として不適切です。

使う:間違い・誤答を直して練習する

1016、1012、1008、1004と4 hPa間隔で描く問題で、1012の次に1004を置いたら1008を飛ばしています。中心から外側へ値を順に読み、指定間隔を守ります。

観測点が1009 hPaなら、1008線をその点に必ず通す必要はありません。1008線と1012線の間にあると判断します。

転用する:まとめと次の学びへ

観測点が少ない場所では、線の位置は一意に決まらないことがあります。資料以上に細かな曲がりを断定せず、周囲の値と連続性に合う滑らかな線を選びます。

次は、閉じた等圧線の中心へ向かう値の増減から高気圧・低気圧を判定します。

確認1:1012と1004の間を4 hPa間隔で描くと、何の線が間に入りますか。1008 hPaの等圧線です。
確認2:異なる値の等圧線が交差しないのはなぜですか。交点が二つの異なる気圧を同時に持つことになり、矛盾するからです。
確認3:1009 hPaの観測点へ1008線を通しますか。通常は通しません。1008線と1012線の間に置きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。