LESSON 01

雲量と天気の決め方

雲量0〜10から快晴・晴れ・曇りを判定しよう

降水などがない条件で、雲量0〜1を快晴、2〜8を晴れ、9〜10を曇りと境界値から判定します。

雲量0〜10から快晴・晴れ・曇りを判定しよう

まず知る

このレッスンは6レッスンの4番目です。雲量を正しく観測できたら、その値を天気の区分へ対応させます。

雨・雪・雷・霧など、別の大気現象がない場合の基本は次の通りです。

雲量 天気
0〜1 快晴
2〜8 晴れ
9〜10 曇り

「晴れ」は雲が少ししかない状態だけではありません。雲量8、つまり空の約8割が雲でも、区分は晴れです。

理解する

判定で大切なのは境界値です。雲量1と2、8と9の間で区分が変わります。

雲量0から10と快晴・晴れ・曇りの対応雲量0と1を快晴、2から8を晴れ、9と10を曇りに分類し、境界1・2・8・9を強調した数直線012345678910快晴晴れ曇り1と2の間で変わる8と9の間で変わる雲量8 → 晴れ  雲量9 → 曇り印象ではなく、境界値と条件で判定する

この区分は、雲の色や太陽が見えるかだけでは決まりません。雲量9でも青空のすき間から太陽が見えることがありますが、雲量による区分は曇りです。

一方、観測時に雨が降っていれば、雲量が8でも天気は「雨」として扱います。天気は雲だけでなく、降水・霧・雷などを含む大気の総合的な状態だからです。

使う

次の四つを判定します。いずれも雨・雪・霧などはありません。

  1. 雲量1 → 快晴
  2. 雲量2 → 晴れ
  3. 雲量8 → 晴れ
  4. 雲量9 → 曇り

よくある誤答は、雲量8を曇りとすることです。「半分より雲が多いから曇り」という日常感覚を使っています。観測の区分では、2〜8が晴れ、9〜10が曇りです。

別の問題:「雲量1だが雪が降っている」。この場合、快晴ではなく雪です。先に降水などの大気現象を確認し、その後に雲量区分を使える条件か判断します。

転用する

初見問題では、次の順で判定します。

  1. 雨・雪・霧・雷などが記録されているかを見る。
  2. それらがなければ、雲量を0〜1、2〜8、9〜10へ分類する。
  3. 境界値1・2・8・9を表へ戻して確認する。
  4. 答えに根拠となる雲量と条件を書く。

天気予報の「晴れ」と、ある瞬間を目視観測して決める天気は、目的や時間範囲が異なる場合があります。問題文が観測値か予報かも確認します。

次は、太陽が見える、雲が黒い、一方向だけ雲が多いといった印象による誤判定を直します。

確認1:降水がなく、雲量8なら天気は?晴れです。雲量2〜8を晴れとします。
確認2:降水がなく、雲量9だが太陽が見える。天気は?曇りです。太陽が見えるかではなく、雲量9〜10という区分で判定します。
確認3:雲量1で雨が降っている。快晴と答えてよい?いけません。降水現象があるため、天気は雨として扱います。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。