未知の時系列資料から天気の変化と根拠を説明しよう
まず知る:このレッスンの役割と目標
このレッスンは6番目、セクションの出口です。未知の気温・湿度・気圧・風・降水資料から、変化点と説明候補を自分で選び、資料の限界も示します。
読む順序は、観測条件→軸と単位→変化点→複数要素の前後→説明候補→追加資料です。
理解する:例題で理由を確かめる
| 時刻 | 気温 | 気圧 | 風向 | 降水 |
|---|---|---|---|---|
| 6時 | 16℃ | 1012 | 南東 | 0 |
| 9時 | 19℃ | 1008 | 南 | 0 |
| 12時 | 20℃ | 1003 | 南西 | 2 |
| 15時 | 14℃ | 1006 | 北西 | 12 |
| 18時 | 12℃ | 1011 | 北 | 0 |
12〜15時に気温急低下、風向の大きな変化、降水増加、気圧の低下から上昇への転換が見られます。この時間帯に前線などの気象現象が通過した可能性を考えられます。
使う:間違い・誤答を直して練習する
答案例:「12〜15時に気温が6℃下がり、風向が南西から北西へ変わり、降水量が増えた。気圧も12時を底付近として上昇したため、この時間帯に前線などの通過が考えられる。」
現象名を確定するには、同時刻の天気図、周辺観測所、レーダーなどが必要です。一地点の短時間資料だけで全国の将来を断定しません。
転用する:まとめと次の学びへ
未知資料では、印象ではなく数値差と時刻を引用し、原因は「考えられる」と表現します。事実・説明候補・限界を分けられれば、入試記述でも根拠が明確になります。
次の「気象観測と大気の入試総合」では、観測器具、湿度、露点、天気図、時系列を選び分けて統合します。
確認1:主な変化点はどの時間帯ですか。
12〜15時です。気温、風向、降水、気圧の変化が重なります。確認2:前線通過をこの表だけで確定できますか。
確定はできません。天気図や周辺観測など追加資料が必要です。確認3:記述答案で根拠をどう示しますか。
変化した量、数値差、時刻を具体的に挙げ、説明候補と資料の限界を分けます。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。