等圧線の値の並びから高気圧・低気圧を見分けよう
まず知る:このレッスンの役割と目標
このレッスンは3番目です。閉じた等圧線の形だけでなく、中心へ向かう数値の変化から高気圧と低気圧を見分けます。
- 中心へ向かって気圧が高くなる:高気圧
- 中心へ向かって気圧が低くなる:低気圧
丸い形だから高気圧、細長い形だから低気圧、と形だけで決めてはいけません。
理解する:例題で理由を確かめる
外側1008 hPa、その内側1012 hPa、さらに内側1016 hPaなら、中心ほど高いので高気圧です。外側1008、内側1004、さらに1000なら低気圧です。
高気圧・低気圧は周囲との比較で決まります。1010 hPaでも周囲が1005 hPaなら相対的に高く、1020 hPaでも周囲が1025 hPaなら相対的に低い場合があります。
使う:間違い・誤答を直して練習する
閉じた線の外側1016、内側1012、中心付近1008なら低気圧です。数値が1000を下回っていなくても、中心へ低くなれば低気圧です。
「高気圧なら必ず晴れ、低気圧なら必ず雨」も断定しすぎです。一般的な傾向はありますが、前線、水蒸気、季節、地形なども関係します。
転用する:まとめと次の学びへ
一つの中心だけでなく、高気圧が細長く張り出す尾根、低気圧側へ細長く伸びる谷のような配置もあります。中学の基本では、まず周囲との数値比較を確実にします。
次は等圧線の間隔を読み、どの場所で気圧傾度が大きく風が強まりやすいか判断します。
確認1:中心へ気圧が高くなる配置は何ですか。
高気圧です。確認2:中心が1010 hPaなら必ず高気圧ですか。
必ずではありません。周囲より高いか低いかで判断します。確認3:外側1016、内側1012、中心1008なら何ですか。
中心ほど低くなるので低気圧です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。