LESSON 01

天気図と等圧線

等圧線の値の並びから高気圧・低気圧を見分けよう

中心へ向かう等圧線の値の増減から、高気圧と低気圧を見分けます。

等圧線の値の並びから高気圧・低気圧を見分けよう

まず知る:このレッスンの役割と目標

このレッスンは3番目です。閉じた等圧線の形だけでなく、中心へ向かう数値の変化から高気圧と低気圧を見分けます。

  • 中心へ向かって気圧が高くなる:高気圧
  • 中心へ向かって気圧が低くなる:低気圧

丸い形だから高気圧、細長い形だから低気圧、と形だけで決めてはいけません。

理解する:例題で理由を確かめる

外側1008 hPa、その内側1012 hPa、さらに内側1016 hPaなら、中心ほど高いので高気圧です。外側1008、内側1004、さらに1000なら低気圧です。

数値の並びで高気圧と低気圧を判定する左は中心へ1008、1012、1016と高くなる高気圧、右は1008、1004、1000と低くなる低気圧高気圧100810121016低気圧100810041000中心へ向かう値の増減を見る

高気圧・低気圧は周囲との比較で決まります。1010 hPaでも周囲が1005 hPaなら相対的に高く、1020 hPaでも周囲が1025 hPaなら相対的に低い場合があります。

使う:間違い・誤答を直して練習する

閉じた線の外側1016、内側1012、中心付近1008なら低気圧です。数値が1000を下回っていなくても、中心へ低くなれば低気圧です。

「高気圧なら必ず晴れ、低気圧なら必ず雨」も断定しすぎです。一般的な傾向はありますが、前線、水蒸気、季節、地形なども関係します。

転用する:まとめと次の学びへ

一つの中心だけでなく、高気圧が細長く張り出す尾根、低気圧側へ細長く伸びる谷のような配置もあります。中学の基本では、まず周囲との数値比較を確実にします。

次は等圧線の間隔を読み、どの場所で気圧傾度が大きく風が強まりやすいか判断します。

確認1:中心へ気圧が高くなる配置は何ですか。高気圧です。
確認2:中心が1010 hPaなら必ず高気圧ですか。必ずではありません。周囲より高いか低いかで判断します。
確認3:外側1016、内側1012、中心1008なら何ですか。中心ほど低くなるので低気圧です。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。