等圧線は同じ気圧の地点を結ぶ線だと理解しよう
まず知る:このレッスンの役割と目標
このレッスンは「天気図と等圧線」の1番目です。前のセクションで学んだ気圧差を、地図上で見える形へ変えます。
等圧線は、同じ時刻に同じ気圧を観測した地点を結ぶ線です。地上天気図では、標高による違いを取り除くため海面の高さに換算した気圧を使います。線の上なら、どこでも線に書かれた気圧です。
等圧線は風の通り道でも、標高が同じ地点を結ぶ等高線でもありません。
理解する:例題で理由を確かめる
1008 hPaの等圧線は、1008 hPaとなる場所を連続して結びます。線の片側が1012 hPa側、反対側が1004 hPa側なら、線を横切る方向に気圧が変化しています。
線自体が空気をせき止めるわけではありません。観測点の数値を読みやすく整理した、見えない気圧分布の表現です。
使う:間違い・誤答を直して練習する
地点Aが1008 hPaで、1008 hPaの等圧線上にあるなら正しく対応しています。地点Bが1012 hPaなのに1008 hPa線上へ置かれていれば矛盾します。
「等圧線に沿って風が必ず吹く」という答えも早計です。等圧線は気圧分布を示し、風向は気圧差による力に地球自転や摩擦などが加わって決まります。
転用する:まとめと次の学びへ
等温線は同じ温度、等高線は同じ標高、等圧線は同じ気圧を結びます。どの量を線にした地図かを、単位と凡例から見分けます。
次は観測点の値の間を補い、指定された気圧間隔で交差しない等圧線を描きます。
確認1:等圧線は何を結ぶ線ですか。
同じ時刻に同じ気圧となる地点を結ぶ線です。確認2:等圧線は標高が同じ地点を結びますか。
違います。それは等高線です。等圧線は気圧が同じ地点を結びます。確認3:1008 hPaの地点を1012 hPa線上へ置けますか。
置けません。線上の気圧値と観測値が一致しないからです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。