初見の入試資料で進化コースを総合しよう
このレッスンの役割
このレッスンは「生物の進化の入試総合」6レッスンの最後であり、「生物の進化」コースの出口です。ここでは、初見の複合資料で技能選択から考察・自己診断までを一人で行います。
完成の目安は、化石・系統樹・繁殖数・割合グラフを必要に応じて使い、計算と記述を完成させ、間違えた場合の復習先まで決められることです。
知る・理解する
総合問題は次の順で解きます。
- 設問ごとに対象・期間・量・動詞へ印を付ける。
- 使う技能を小問の横へ書く。
- 資料を時間・系統・集団の三層へ整理する。
- 必要な値だけ計算する。
- 結論・根拠・因果・限界を記述する。
- 見直しで目的論、分母、単位、断定を確認する。
このレッスンでは、答えを覚えるのではなく解答経路を再現します。資料の生物名や数値が変わっても、同じ手順で使う知識を選びます。
具体例で使う
化石Xは古い層で見つかり、現生A・Bに共通する骨をもちます。系統樹ではAとBが最も新しい共通祖先を共有します。寒冷化後、Aの長毛形質は20%から65%へ増え、長毛親の平均繁殖数4.5、短毛親1.8、形質は親子で似ます。
考察は「化石XはA・Bに共通する祖先的特徴を示すが、直接祖先とは断定できない。系統樹ではAとBが新しい共通祖先を共有する。A集団では長毛個体が平均して多く子を残し、形質が遺伝したため、長毛の割合が20%から65%へ45ポイント増えたと考えられる」とします。
寒冷化が繁殖差の直接原因かは、通常温度の対照集団など追加資料が必要です。
誤答を直して次の学びへつなげる
生物名を見て覚えた説明を書くのではなく、各資料の値と分岐点を根拠にします。
正解でも、どの技能を使ったか説明できなければ、別問題で再現しにくい状態です。
このコースの終了後は、間違えた技能だけを対応セクションで復習し、時間を空けて別の初見資料へ再挑戦します。
自分で確かめよう
確認1:総合問題の最初にすることは?
設問の対象・期間・量・動詞を確認し、使う技能を選びます。確認2:20%から65%への変化をどう表す?
45ポイント増加です。もとの割合に対しては225%増です。確認3:コース終了の目安は?
初見資料で技能を選んで解き、根拠と限界を説明し、誤答時の復習先まで自分で決められることです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。