柱状図の岩石・化石・境界を同じ基準で記録しよう
このレッスンの役割
このレッスンは「地層と化石を時間順に並べる」6レッスンの2番目です。前のレッスンで上下と新旧を結びました。ここでは、地層を縦に表した柱状図から、時間判断に必要な情報を読み取ります。
完成の目安は、岩石の種類、層の厚さ、含まれる化石、火山灰などの鍵層、地層が途切れた境界を、解釈と分けて記録できることです。
知る・理解する
柱状図は、ある地点の地層を下から上へ縦に並べた図です。読む順序を固定すると見落としが減ります。
- 下端と上端を確認する。
- 岩石記号を凡例と対応させる。
- 各層の厚さを読む。
- 化石の種類と位置を記す。
- 火山灰層や特徴的な層を探す。
- 波打つ境界など、堆積の中断を示す印を確認する。
同じ高さに描かれているから同じ年代とは限りません。別々の地点の柱状図は、火山灰層など同じ時に広く積もった特徴的な層を手がかりに対応づけます。
具体例で使う
柱状図の下から、れき岩80cm、波打つ境界、泥岩110cm(化石A)、火山灰45cm、砂岩90cm(化石B)があるとします。
観察として記すのは、この順序と厚さ、化石位置です。「一度陸化して侵食された」は境界から行う解釈なので、観察欄と分けます。化石Aは鍵層より下、Bは上にあるため、乱されていなければAの方が古いと読めます。
誤答を直して次の学びへつなげる
「模様は飾りなので地層名だけ読む」は、粒の違いという情報を捨てています。凡例と必ず対応させます。
「別地点の高さ100mにある層どうしは同年代」は、標高を時間の基準にしています。鍵層や化石で対比します。
次は、波打つ境界を不整合の証拠として、堆積・隆起・侵食・沈降・再堆積の出来事へ戻します。
自分で確かめよう
確認1:柱状図で最初に確かめるものは?
下端・上端と、岩石記号の凡例です。確認2:火山灰層が対比に役立つ理由は?
短時間に広い範囲へ積もり、特徴的な鍵層として同じ時点を結びやすいからです。確認3:「波打つ境界」は観察と解釈のどちら?
境界の形は観察です。侵食が起きたという説明は解釈です。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。