LESSON 01

生活環境に適した体のつくり

魚類・両生類・は虫類の観察項目をそろえよう

「生活環境に適した体のつくり」第2段階。魚類・両生類・は虫類を同じ観察項目で比べます。

魚類・両生類・は虫類の観察項目をそろえよう

このレッスンの役割

このレッスンは「生活環境に適した体のつくり」6レッスンの2番目です。水中と陸上の条件を整理したので、三つの動物群を同じ物差しで観察します。

完成の目安は、呼吸器官、体表、卵、受精、四肢を行にそろえ、観察事実と環境への意味を分けて記録できることです。

知る・理解する

比較では、魚類には「呼吸」、両生類には「卵」、は虫類には「体表」のように別々の項目を選ぶと関係が見えません。すべてに同じ項目を当てます。

魚類は主にえら呼吸、うろこに覆われた体表、水中に産む殻のない卵、水中での受精が多く、ひれをもちます。両生類は幼生ではえら、成体では肺と湿った皮膚を使い、殻のない卵を水中に産むことが多いです。は虫類は肺呼吸、乾燥したうろこ状の体表、殻のある卵、体内受精が基本です。

魚類・両生類・は虫類を同じ五項目で比べる呼吸、体表、卵、受精、移動器官を行にそろえ、魚類・両生類・は虫類の特徴を比較する表。同じ行を横に読めば、違いの意味が見える項目魚類両生類は虫類呼吸体表受精移動えらうろこ殻なし・水中水中が多いひれえら→肺・皮膚湿った皮膚殻なし・水中水中が多い四肢乾いたうろこ状殻あり体内四肢観察した特徴と、環境への意味を別の欄にする

「乾燥に強い」は体表を見て考えた解釈です。観察欄には「乾いたうろこ状の体表」と書き、意味は次の欄で説明します。

具体例で使う

未知の動物Xは、成体が肺で呼吸し、湿った皮膚をもち、殻のない卵を水中へ産みます。同じ項目で比べると、両生類に多い特徴の組合せです。

ただし、この三項目だけで分類を断定するのではなく、幼生の呼吸や四肢なども確認します。

誤答を直して次の学びへつなげる

「魚類はえら、両生類は卵を比べた」は、比較項目がずれています。同じ行どうしを比べます。

「湿った皮膚を観察したので水辺生活だ」は、観察と推定が一文に混ざっています。

次は、記録した呼吸・体表・卵を、酸素の取り込みと乾燥防止へつなぎます。

自分で確かめよう

確認1:三群を比べる共通項目を三つ挙げると?呼吸器官、体表、卵、受精、四肢などです。
確認2:「乾燥に強い」は観察事実?解釈です。観察事実は「乾いたうろこ状の体表」などです。
確認3:肺をもつだけでは虫類と決められる?決められません。体表、卵、受精なども確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。