魚類・両生類・は虫類の観察項目をそろえよう
このレッスンの役割
このレッスンは「生活環境に適した体のつくり」6レッスンの2番目です。水中と陸上の条件を整理したので、三つの動物群を同じ物差しで観察します。
完成の目安は、呼吸器官、体表、卵、受精、四肢を行にそろえ、観察事実と環境への意味を分けて記録できることです。
知る・理解する
比較では、魚類には「呼吸」、両生類には「卵」、は虫類には「体表」のように別々の項目を選ぶと関係が見えません。すべてに同じ項目を当てます。
魚類は主にえら呼吸、うろこに覆われた体表、水中に産む殻のない卵、水中での受精が多く、ひれをもちます。両生類は幼生ではえら、成体では肺と湿った皮膚を使い、殻のない卵を水中に産むことが多いです。は虫類は肺呼吸、乾燥したうろこ状の体表、殻のある卵、体内受精が基本です。
「乾燥に強い」は体表を見て考えた解釈です。観察欄には「乾いたうろこ状の体表」と書き、意味は次の欄で説明します。
具体例で使う
未知の動物Xは、成体が肺で呼吸し、湿った皮膚をもち、殻のない卵を水中へ産みます。同じ項目で比べると、両生類に多い特徴の組合せです。
ただし、この三項目だけで分類を断定するのではなく、幼生の呼吸や四肢なども確認します。
誤答を直して次の学びへつなげる
「魚類はえら、両生類は卵を比べた」は、比較項目がずれています。同じ行どうしを比べます。
「湿った皮膚を観察したので水辺生活だ」は、観察と推定が一文に混ざっています。
次は、記録した呼吸・体表・卵を、酸素の取り込みと乾燥防止へつなぎます。
自分で確かめよう
確認1:三群を比べる共通項目を三つ挙げると?
呼吸器官、体表、卵、受精、四肢などです。確認2:「乾燥に強い」は観察事実?
解釈です。観察事実は「乾いたうろこ状の体表」などです。確認3:肺をもつだけでは虫類と決められる?
決められません。体表、卵、受精なども確認します。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。