未知の回路で測る二点と電圧を判断しよう
このレッスンの役割
このセクションの最後に、電圧の意味、並列接続、極性、測定範囲、目盛りをまとめて使います。初めて見る回路でも、問題が指定する部分の両端を見つけられるかを確かめます。
ゴールは、測る二点→Vの並列接続→極性と端子→目盛り→単位の順で、接続と測定値を根拠付きで判断できることです。
知る・理解する
複雑に見える回路でも、電圧計が測るのは二点間です。測定対象の記号を見つけ、その両端へ点A・点Bと印を付けます。次にVから出る二本の導線をAとBへつなぎます。
電圧計が部品の上や近くに描かれているだけでは正解になりません。二本の導線が実際に対象の両端へつながっていることが必要です。
具体例で使う
上の抵抗の両端を3 V端子で測り、0〜30の30区間で針が24を指したとします。
- 対象の両端A・BへVが並列接続されているか確認する。
- 3 V端子なので、一目盛りは3÷30=0.1 V。
- 0.1×24=2.4 V。
- 「上の抵抗の両端の電圧は2.4 V」と対象と単位を付ける。
候補図にVが回路の途中へ直列に入ったものや、片方の導線が別の枝の端へつながるものがあれば除外します。
誤答を直して次の学びへつなげる
回路全体の電池電圧を聞かれているのに、上の抵抗の両端を測る図を選ぶ誤りがあります。先に「何と何の間」を問題文から抜き出し、二点へ印を付けます。
次の「直列・並列回路の電圧」では、複数の部分で測った電圧を比べ、直列と並列でどんな規則があるかを調べます。
自分で確かめよう
確認1:未知回路で最初に決めるものは?
問題が指定する測定対象の二つの端、つまり測る二点です。
確認2:3 V端子、30区間、針21なら何V?
一目盛り0.1 Vなので、0.1×21=2.1 Vです。
確認3:電圧計が対象の近くにあれば正しい接続?
近さでは決まりません。二本の導線が対象の両端へつながっている必要があります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。