LESSON 01

弦の張り方・太さと音

弦の張りだけを変えて振動数を比べよう

同じ弦と長さでおもりだけを変え、張りが強いほど振動数が大きくなる傾向を調べます。

弦の張りだけを変えて振動数を比べよう

このレッスンの役割

張りと太さの問いを分けました。今回は一本の同じ弦で、振動部分の長さを固定し、つるすおもりだけを変えます。張りが強いほど振動数が大きく、音が高くなる傾向を、安全な比較実験で確かめます。

知る・理解する

弦の一端を固定し、反対側を滑らかな滑車へ通しておもりをつるします。弦と駒の位置を変えず、おもりを100 g、200 g、300 gへ変えます。おもりが重いほど弦は強く張られます。

種類 内容
変える条件 おもりによる弦の張り
そろえる条件 同じ弦、長さ、太さ、はじく位置、センサー距離
測る量 振動数Hz

同じ弦へ異なるおもりをつるして張りだけを変える実験固定した弦を滑車へ通し、100、200、300グラムのおもりへ交換して振動数を測る。弦の長さと太さは同じおもりセンサー固定同じ長さ・同じ太さ交換するのはおもりだけ:100 g → 200 g → 300 g

安全のため、弦とおもりの落下方向へ顔や足を置きません。器具の耐荷重を超えず、おもりを手で支えてから交換します。

具体例で使う

次の平均値を得たとします。

おもり 振動数
100 g 180 Hz
200 g 253 Hz
300 g 311 Hz

おもりが重く弦の張りが強いほど、振動数が大きくなっています。したがって「他の条件が同じなら、強く張った弦ほど高い音になる」と結論づけます。

誤答を直して次の学びへつなげる

300 gの条件だけ弦を短くすれば、張りと長さが同時に変わります。また、おもりを単に弦の上へ載せても、同じ向きに弦を引く張りとは限りません。装置図で力が弦に沿って伝わることを確認します。

次は、強く張った弦が中心へ戻されやすく、短い周期で振動する仕組みを考えます。

自分で確かめよう

確認1:張りの実験で変える条件は何ですか。弦を引く張りだけで、おもりの重さを使って変えます。
確認2:張りが強くなると振動数と音の高さはどうなりますか。振動数が大きくなり、音は高くなります。
確認3:おもり交換時の安全上の注意を一つ答えましょう。おもりを支えてから交換する、落下方向へ足を置かない、耐荷重を超えない、などです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。