弦の張りだけを変えて振動数を比べよう
このレッスンの役割
張りと太さの問いを分けました。今回は一本の同じ弦で、振動部分の長さを固定し、つるすおもりだけを変えます。張りが強いほど振動数が大きく、音が高くなる傾向を、安全な比較実験で確かめます。
知る・理解する
弦の一端を固定し、反対側を滑らかな滑車へ通しておもりをつるします。弦と駒の位置を変えず、おもりを100 g、200 g、300 gへ変えます。おもりが重いほど弦は強く張られます。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 変える条件 | おもりによる弦の張り |
| そろえる条件 | 同じ弦、長さ、太さ、はじく位置、センサー距離 |
| 測る量 | 振動数Hz |
安全のため、弦とおもりの落下方向へ顔や足を置きません。器具の耐荷重を超えず、おもりを手で支えてから交換します。
具体例で使う
次の平均値を得たとします。
| おもり | 振動数 |
|---|---|
| 100 g | 180 Hz |
| 200 g | 253 Hz |
| 300 g | 311 Hz |
おもりが重く弦の張りが強いほど、振動数が大きくなっています。したがって「他の条件が同じなら、強く張った弦ほど高い音になる」と結論づけます。
誤答を直して次の学びへつなげる
300 gの条件だけ弦を短くすれば、張りと長さが同時に変わります。また、おもりを単に弦の上へ載せても、同じ向きに弦を引く張りとは限りません。装置図で力が弦に沿って伝わることを確認します。
次は、強く張った弦が中心へ戻されやすく、短い周期で振動する仕組みを考えます。
自分で確かめよう
確認1:張りの実験で変える条件は何ですか。
弦を引く張りだけで、おもりの重さを使って変えます。確認2:張りが強くなると振動数と音の高さはどうなりますか。
振動数が大きくなり、音は高くなります。確認3:おもり交換時の安全上の注意を一つ答えましょう。
おもりを支えてから交換する、落下方向へ足を置かない、耐荷重を超えない、などです。クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。